1997年に第1回を開催以来、アートやエンターテインメント、アニメーション、マンガなどメディア芸術の優れた作品を紹介している文化庁メディア芸術祭。その中で、令和初の地域独自の編集で紹介する特別エディションの地方展が、北海道の港街・小樽を舞台に開催。芸術性と創造性の高い作品を約20点展示、上映する。
2020年1月11日(土)から26日(日)まで開催される文化庁メディア芸術祭 小樽展「メディアナラティブ~物語が生まれる港町で触れるメディア芸術」は、小樽出身のゲームクリエーター水口哲也をスーパーバイザーとして迎え、多くの物語世界を生み出してきた港街で“ナラティブメディア”の現在と未来を浮き彫りにしていく。


『Morpho Tower – Sprout』
『呼吸するカオス(Breathing Chaos)』 児玉幸子 第5回デジタルアート(インタラクティブ)部門 大賞受賞作家作品『突き出す、流れる』より
(C)児玉幸子


『KAGE』 近森基
第1回デジタルアート(インタラクティブ)部門 大賞受賞作品 (C)Plaplax


『SNOWMIKU展』
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
第16回エンターテインメント部門審査委員会推薦作品 『初音ミク -Project DIVA- f』関連作品 (C)CFM
北海道開拓の拠点として街が生まれてから、経済や文化の中心として栄えてきた小樽は、多くの小説やマンガ、映画の舞台として物語を生み出し続けてきた。今展では、小樽市産業会館や市立小樽文学館、小樽市観光物産プラザなど4つの会場で、物語を生みだす街の風情と、物語を表現したメディア芸術との融合を体験できる。多くの観光客が集まる小樽運河や近代建築群を回りながら、新たな時代のナラティブメディアに触れてみてはどうだろう。
◆文化庁メディア芸術祭 小樽展「メディアナラティブ ~物語が生まれる港街で触れるメディア芸術」
2020年1月11日(土)~1月26日(日)
小樽市産業会館〈展示〉、市立小樽文学館〈展示〉、小樽市観光物産プラザ(運河プラザ)・3番庫〈展示〉、小樽市民センター・マリンホール〈上映〉
入場無料
公式サイト https://otaru2019.j-mediaarts.jp/
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