長野県松本市にて、“名建築”と ”アート“を融合させた「マツモト建築芸術祭」が、2021年1月29日(土)より開催される。


和風や洋風など様々な要素が混ざり合った擬洋風建築の代表作、国宝「旧開智学校」。
“名建築にアートが住み着くマツモトの冬。”をキーワードに初開催される本展は、国宝「旧開智学校」をはじめ、昭和初期に建設された国登録有形文化財「旧第一勧業銀行松本支店」、長野県宝「旧念来寺鐘楼」、そのほか市内数十カ所の名建築がアート作品との相乗効果で特別な空間に一変する。


国の登録有形文化財に認定されている「割烹 松本館」の大広間。
出展アーティストは、世界で活躍する若手から地元ゆかりの重鎮まで十数名が集結。松本出身で日本を代表する広告写真家の白鳥真太郎氏は、昭和の洋風建築が特徴の生家であり、松本市近代遺産登録の「白鳥写真館」を会場に。また、明治23年創業の老舗料亭「割烹 松本館」では、松本出身の彫刻家・太田南海氏の装飾芸術を堪能できる。
このほかの会場は、登録有形文化財の「松本聖十字教会」「レストランヒカリヤ(旧光屋)」、長野県宝の「旧念来寺鐘楼」など。名建築と実力派アーティストのコラボレーションを体感できるまたとない機会、ぜひ足を運んでみてはいかがだろう。
◆マツモト建築芸術祭
【会場】長野県松本市内十数か所
【会期】1月29日(土)~2月20日(日)
※会期中無休
【料金】無料
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