2019年に東京・神田明神で開かれ、好評を博した「鈴木敏夫とジブリ展」が、内容をバージョンアップして3年ぶりに東京・寺田倉庫で開催される。


高畑勲、宮﨑駿両監督と共に、数々の名作を世に送り出してきたスタジオジブリ・プロデューサー、鈴木敏夫。元々は週刊誌記者だったという鈴木氏は、実は“映画「となりのトトロ」を作ろう”と発案した人物であり、書道家としての一面もあったりと、マルチな才能をもつ人物。本展では、スタジオジブリでの映画プロデューサーとしての足跡など、彼の多彩な活動を通じて、知られざるスタジオジブリの秘密に迫る。


さらに、2つの新たな展示も登場。ひとつ目は、鈴木敏夫を作った8,800冊の巨大本棚。鈴木氏が子供時代から影響を受けた様々な映画や本、漫画、音楽の中から、本と漫画にスポットを当て、名著の数々が自身の思考術へどうつながっていったのかを探る。鈴木プロデューサーの隠れ家をもとに構成された圧巻の巨大本棚は、訪れる人の好奇心を刺激するに違いない。


©TS ©Studio Ghibli ※イメージ図
もうひとつは、2022年は東京会場限定で登場する、映画『千と千尋の神隠し』に出てくる湯屋「油屋(あぶらや)」をモチーフにした大型空間。ほかにも、展覧会のアンバサダーに鈴木氏がファンだと公言する滝沢カレンさんが就任したり、音声ガイドを鈴木氏と交流がある講談師の神田伯山さんが務めたりと、見どころが満載。
大幅増量バージョンで帰ってきた「鈴木敏夫とジブリ展」。ジブリファンならずとも必見だ。
◆「鈴木敏夫とジブリ展」
【会期】2022年7月1日(金)~9月7日(水)
【会場】東京・天王洲 寺田倉庫 B&C HALL/E HALL
【料金】一般・大学生 1,800円、中・高校生 1,500円、 小学生 1,100円
※チケットは日時指定制。4月発売予定。
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