茨城県近代美術館にて、京都の細見美術館が所蔵する貴重な作品を紹介する「若冲と京の美術 京都 細見コレクションの精華」が開催される。会期は、2022年4月23日(土)から6月12日(日)まで。


《山王霊験記絵巻(部分)》 室町時代【前期・後期で場面替】重要文化財
細見美術館は、大阪の実業家であり茶人としても知られた細見良氏の蒐集品をベースに、1998年に開館。古美術を中心とした日本美術の名品を数多く所蔵し、各作品の質の高さはもちろん、古代から現代に至る日本の各時代の絵画や彫刻、書蹟、諸工芸に至るまで、各分野を網羅した多彩なコレクションに定評がある。


(左)伊藤若冲《雪中雄鶏図》 江戸中期(展示期間:4/23~5/15)、(右)伊藤若冲《糸瓜群虫図》 江戸中期(展示期間:5/17~6/12)
本展では、細見家が早くから着目して蒐集を続けてきた京の絵師、伊藤若冲の作品16点を展示するほか、若冲を生み、その異才を育んだ「京」の歴史と文化を伝える美術品を紹介。 名所図や物語絵、茶の湯の美術、祭礼図、歌仙絵、琳派の絵画など、重要文化財や重要美術品を含む選りすぐりの約90点を4章で構成し、若冲と「京」の美意識が織りなす日本美術の奥深さを浮き彫りにしていく。


画題の多彩さとユニークな絵画表現、
◆「若冲と京の美術 京都 細見コレクションの精華」
【会期】2022年4月23日(土)~6月12日(日)
【会場】茨城県近代美術館(茨城県水戸市千波町東久保666-1)
【休館日】月曜日 ただし5/2は会館
※5/16(月)展示替:作品入替6点、場面替6点
【入場料】一般 1,200円、満70歳以上 600円、高大学生 1,000円、小中学生 490円
※5月28日(土)は満70歳以上の方は無料
※茨城県近代美術館HPで「日時指定WEB整理券」(無料)を取得された方が優先入場となります。予約は来館日の1カ月前より可能。
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