東京・湯島の木村硝子店にて、沖縄 首里織の技と心を受け継ぐ3人が織るハンカチ、約100枚を展示販売する「四角い布 Handwoven textiles from Okinawa」を開催。会期は2022年8月11日(木)から8月20日(土)まで。


(左)木綿/染料:ヨモギ、イタジイ 作:金良勝代 (右)木綿/染料:フクギ、インドアカネ 作:新垣斉子 写真:大沼ショージ
首里織は、 琉球王国時代に城下町として栄えた首里に伝わる伝統の織物。本展は、その工程の緻密さと、布の美しさに魅了された沖縄出身のデザイナー、真喜志奈美と桶田千夏子が立ち上げたプロジェクト「四角いヌヌ(沖縄方言で、ヌヌ=布)」によるもの。首里織の担い手であり、普段は帯や着尺を織る3名の織り手とともにハンカチを製作し、これまでに6回展示販売を行ってきた。東京での開催は、2年の延期を経て今回が初となる。


(左から)上間ゆかり、金良勝代、新垣斉子 写真:大沼ショージ
美しく軽やかな佇まいのハンカチを手がけるのは、上間ゆかり、金良勝代、新垣斉子の3名。どの作品も草木染めならではのやさしい色彩と柔らかな手触りをもち、使うほどに風合いを増していく。ハンカチという日常に寄り添うアイテムゆえ、日々使い込んで“自分だけの一枚”を育てていく喜びも感じられるはずだ。


『四角い布 Handwoven textiles from Okinawa』¥3,300(※450部限定) 写真:大沼ショージ
また、展示販売会に合わせて一冊の本『四角い布 Handwoven textiles from Okinawa』を刊行。沖縄の空気、時間、そして織り手の3人が語った自身のルーツや、発想の源などが編み込まれているという。展示会とともに、こちらにも注目してみては。


写真:大沼ショージ
◆「四角い布」
【会期】2022年8月11日(木)~8月20日(土)
※会期中無休
【時間】12:00~19:00
【場所】木村硝子店(東京都文京区湯島 3-10-4)
tel.03-3834-1784
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