日用品のプロダクトデザインから、企業のロゴマーク、ホテルのサイン計画に至るまで、幅広いジャンルで活躍したデザイナー、宮城壮太郎。2011年の逝去から10年となるこの秋、世田谷美術館にて初の回顧展「宮城壮太郎展 使えるもの、美しいもの」が、2022年9月17日(土)より11月13日(日)まで開催される。


宮城壮太郎ポートレート


オールラウンドボウルズ 2005年 [チェリーテラス]
千葉大学工学部でプロダクトデザインを学んだ後、浜野商品研究所へ入り、建築やインテリアも含めさまざまなもののデザインを学んだ宮城。独立後は、デザイナー、デザインコンサルタントとして活躍した。


(左)ダブルクリップ ストックバー 2004年 [アスクル](右)フラットかるヒット2006年 [プラス]
また、創業時より関わりのあったアスクルとは、おなじみのロゴマークからオリジナル商品まで幅広くデザインを担当。彼の名を知らなくとも、彼がデザインした製品を手にした人も多いはずだ。


宮城壮太郎+中村豊四郎(アール・イー・アイ) ザ・キャピトルホテル東急サインデザイン 2010年 [東急ホテルズ]
本展覧会は、宮城の幅広い仕事を検証するとともに、現代生活のなかでのデザインの可能性を探るもの。会場では、宮城と親交のあった人物によるインタビュー映像も流れ、デザイナー・宮城壮太郎の実像を紐解いていく。
◆「宮城壮太郎展 使えるもの、美しいもの」
【会期】2022年9月17日(土)~11月13日(日)
【会場】世田谷美術館
【時間】10:00~18:00(最終入場 17:30)
【休館日】月曜日
※ただし9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)は開館。9月20日(火)、10月11日(火)は休館。
【観覧料】一般1,200円、65歳以上1,000円、大高生800円、中小生500円
※障害者の方は500円。ただし、小中高大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料(予約不要)。
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