平塚市美術館が、10月1日(土)から11月27日(日)まで「市制90周年記念展 わたしたちの絵 時代の自画像」を開催。さらに、10月29日(土)~2023年2月19日(日)まで「現代日本画 コレクションのあゆみ」も開催される。


山本雄教《757円の男》2021年、作家蔵


田中武《斉唱~神7の唄~》2017年、西治コレクション
「市制90周年記念展 わたしたちの絵 時代の自画像」では、バブル崩壊以後、また現在のコロナ禍の厳しい社会状況のなかで、鑑賞者が共感する若手作家の作品や現代社会の諸問題をテーマとして、我々に寄り添う絵画作品を紹介。時代的な共通性を探るとともに、根源的に人間の営みと直結してきたはずの美術の役割を思い返し、復権させる一助となることを目指し企画された。約80点の絵画作品を通じて、わたしたちの“今”をふりかえる。


斉藤典彦《MORI O OMOU-3》1991 年、平塚市美術館寄託


瓜南直子《兎神国夜来之図》2000年、平塚市美術館蔵
同時開催の「現代日本画 コレクションのあゆみ」は、平塚市美術館が所蔵する現代日本画コレクションから、日本画表現を革新した作家たちの作品約30点を展示。樹や水といった霊的な自然存在をテーマとする斉藤典彦、信仰をモチーフとする日本画を制作するマコトフジムラ、現代日本のいびつな都市風景を山水に見立てる三瀬夏之介など、現代の日本画表現の多様な面を紹介する。
現代社会の諸問題をテーマとした絵画から現代日本画まで、幅広い作品を鑑賞できるこの機会。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
◆市制90周年記念展 わたしたちの絵 時代の自画像
【会期】10月1日(土)~11月27日(日)
【開館時間】9:30~17:00(入場は16:30まで)
【休館日】月曜日(ただし10月10日は開館)、10月11日
【会場】平塚市美術館(神奈川県平塚市西八幡1-3-3)
【料金】一般 900円、高大生 500円
※「わたしたちの絵 時代の自画像」展のチケットには「現代日本画 コレクションのあゆみ」展のチケットが含まれます
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1名は無料
※65 歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は2割引
◆現代日本画 コレクションのあゆみ
【会期】10月29日(土)~2023年2月19日
【開館時間】9:30~17:00(入場は16:30まで)
【休館日】月曜日(ただし1月9日は開館)、年末年始(12月29日~1月3日、1月10日)
※展示替のため休室:12月27日(火)、28日(水)
【会場】平塚市美術館(神奈川県平塚市西八幡1-3-3)
【料金】一般 200円、高大生 100円
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1名は無料
※65 歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は3割引
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