粉彩八桃文盤粉彩八桃文盤

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【開催中〜2023/2/5(日) 東京・松岡美術館】

2022.11.16

「松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.3」

粉彩八桃文盤 清時代「大清雍正年製」銘

松岡美術館が所蔵する中国陶磁、中国絵画、日本画、西洋画、能面などのコレクションを再構成し、3会期連続で「出会い」をテーマに紹介する企画展。その第3回となる「松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.3」が開催中だ。会期は2023年2月5日(日)まで。


藍地琺瑯彩桃花卉文碗 藍地琺瑯彩桃花卉文碗

藍地琺瑯彩桃花卉文碗 清時代「康煕御製」銘


青花桃樹図瓶 青花桃樹図瓶

青花桃樹図瓶 明時代 永楽期


本展では、「明清陶磁 繚乱の美」「館蔵 中国明清絵画展」「幽玄の道」「中国青銅器 金文」を開催。所蔵品の主軸である陶磁器からは、中国陶磁の集大成となる明清時代の作品を展示。やきものの模様を超越した絵画のような魅力を発散する、清時代「大清雍正年製」銘の《粉彩八桃文盤》や、異文化の影響が感じられる清時代「康煕御製」銘の《藍地琺瑯彩 桃花卉文碗 》など、見ごたえのある作品が並ぶ。


沈南蘋《鴛鴦図》 沈南蘋《鴛鴦図》

沈南蘋《鴛鴦図》 清時代 ※後期展示


銭杜《輞川読書図巻》 銭杜《輞川読書図巻》

銭杜《輞川読書図巻》 清時代 道光13(1833)年 ※前期展示


さらに、創設者の松岡清次郎が晩年、集中的に蒐集した明清絵画も一堂に集結。約13年ぶりに公開される明清絵画では、明代山水画の主流をなした呉派の沈周や、文徴明らの作品をはじめ、日本の絵画に多大な影響を及ぼした清朝の宮廷画家、沈南蘋の作品なども出品される。清次郎の感性により、日本人一般の好みにとどまらない視野の広いコレクションは、中国画の醍醐味を味わうまたとない機会になるはずだ。


増女 増女

増女 江戸時代 焼印「出目満毘」


者減鐘 春秋時代晩期 者減鐘 春秋時代晩期

者減鐘 春秋時代晩期


このほか、近代の能楽復興隆盛の一端をうかがい知ることができる貴重な能面や狂言面、青銅器に表された文字、金文に着目した中国青銅器も紹介。

 

いよいよ最終回となる企画展。この機会に作品との出会い、作品に内包された様々な出会いを楽しんでみてはいかがだろう。

 

◆「松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.3」
【会期】開催中~2023年2月5日(日)
前期展示:11月1日(火)〜12月11日(日)
後期展示:12月13日(火)〜2023年2月5日(日)
【会場】松岡美術館(東京都港区白金台5-12-6)
【時間】10:00~17:00(最終入館時間 16:30)
毎月第1金曜日 10:00~19:00(入館は 18:30)
【休館日】毎週月曜日(※祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~2023年1月4日)
【観覧料】一般 1,200円、25歳以下 500円
高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方は無料

 

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