大正14年に始まり、今年で98回目を迎える「東をどり」が、5月21日(日)から23日(火)までの3日間、新橋演舞場で開催される。


普段は一見お断りと閉ざす花柳界の門が、年に一度だけその扉を開く「東をどり」。期間中は新橋の芸者衆が一堂に会し、劇場が料亭に変身。芸者衆の踊りや唄を楽しみ、幕間には各料亭自慢の美食と旨酒を味わうことができる。


今年は花柳界の若き家元、花柳壽輔が初めて総合演出を担当。「季(とき)めぐる新ばし」がテーマの舞台は二幕構成となっており、序幕では、⻄川左近、尾上菊之丞、二流派の家元が振付けた二つの踊りを、二幕目では花柳壽輔の振付けによる踊りが披露される。春夏秋冬そして新年と巡るテンポの良い展開、花柳流の伝統、華やかな踊り、そして暗転に始まる東をどりならではのフィナーレは、まさに圧巻だ。


陶箱松花堂弁当 6,000円
※チケット購入後、5月17日(水)までに電話で申込み。 電話 : 演舞場サービス 0120-224ー117 (10:00〜16:00)
松花堂弁当は東京𠮷兆 主人湯木義夫の献立を、東京 𠮷兆、新喜楽、金田中、米村の料亭が競宴する名物。


日本酒は、各料亭が年ごとに自慢の酒を持ち寄るほか、酒肴も用意。また2階 下手廊下には「ドン ペリニヨンブース」も登場し、極上のシャンパーニュを味わうことができる。


さらに今年は、2階 ロビー下手側に「立礼茶室」が置かれ、料亭によるお手前の披露も。芸者衆の千社札や江戸団扇などを販売する2階ロビーの「土産どころ」では、自分だけのオリジナル神社札をオーダーすることもできる。


日本の文化や綺麗に触れ、知る人だけの閉ざされた世界を垣間見ることができる「東をどり」。わずか3日間だけ開く扉の向こうへ、ぜひ足を踏み入れてみてはいかがだろうか。
◆第98回目「東をどり」
【日程】5月21日(日)~23日(火)全8公演
壱の回 11:00 開演 – 12:30 終演 ※22日を除く
弐の回 13:40 開演 – 15:10 終演
参の回 16:20 開演 – 17:50 終演
【会場】新橋演舞場(東京都中央区銀座6-18-2)
【チケット】
桟敷席 : 10,000円
雪席 : 8,000円 一階席 / 二階前方席
月席 : 5,000円 二階後方席
花席 : 2,000円 二階左下手席 / 三階席
※学生証を提示すると、新橋演舞場で販売する当日券に限り各席とも半額。
※チケット売り場情報は、公式ホームページにてご確認ください。※紹介画像は過去に撮影されたもので、当日の内容とは異なります。
画像提供:東京新橋組合
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