ジャン=フランソワ・ミレー《落ち穂拾い(初版)》ジャン=フランソワ・ミレー《落ち穂拾い(初版)》

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【開催中〜2023年9月3日(日) 茨城・茨城県近代美術館】

2023.7.25

「土とともに 美術にみる〈農〉の世界 ―ミレー、ゴッホ、浅井忠から現代のアーティストまで―」

ジャン=フランソワ・ミレー《落ち穂拾い(初版)》 1855年 山梨県立美術館蔵

茨城県近代美術館では、2023年9月3日(日)まで、「土とともに 美術にみる〈農〉の世界 ―ミレー、ゴッホ、浅井忠から現代のアーティストまで―」を開催。


ジュール・ブルトン《朝》 ジュール・ブルトン《朝》

ジュール・ブルトン《朝》 1888年 山梨県立美術館蔵


本展は、田畑を耕して農作物を作ることや、農家の人々、農村の風景など、〈農〉をめぐる近現代の美術作品を紹介するもの。農村や農民が描かれた絵画から、農業をテーマとする現代アートまで、日本各地の美術館などから選りすぐった約100点の作品を通じて、美術に表れた〈農〉のイメージを探るもの。


フィンセント・ファン・ゴッホ 《座る農婦》 フィンセント・ファン・ゴッホ 《座る農婦》

フィンセント・ファン・ゴッホ 《座る農婦》 1884-85年 公益財団法人諸橋近代美術館蔵


新居広治《農婦(砂川)》 新居広治《農婦(砂川)》

新居広治《農婦(砂川)》 1956年頃 町田市立国際版画美術館蔵


ミレーやゴッホらの有名画家による農婦像、小川芋銭や小野竹喬など、明治から昭和の画家たちが描いた農村風景を紹介するほか、農民運動をテーマに制作された作品にもフォーカス。ドイツの女性画家ケーテ・コルヴィッツの連作『農民戦争』全点、北関東を中心とする日本の版画運動家たちによる木版画なども展示される。


雨宮庸介《Apple》 2023年 作家蔵


さらに、茨城ゆかりの作家や、草間彌生、雨宮庸介、スプツニ子!ら国際的に活躍するアーティストたちによる、多様な〈農〉へのアプローチも紹介。食糧危機が身近となり、わたしたちの命を支える〈農〉があらためて注目される今、〈農〉にまつわる多彩なアートが集結する本展へ、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。


◆「土とともに 美術にみる〈農〉の世界 ―ミレー、ゴッホ、浅井忠から現代のアーティストまで―」
【会期】開催中~2023年9月3日(日)
【会場】茨城県近代美術館(茨城県水戸市千波町東久保666-1)
【時間】9:30~17:00(入場は16:30まで)
【休館日】月曜日

※会期中、一部作品の展示替があります。
【入場料】一般 1,100円、満70歳以上 550円、高大生 870円、小中生 490円
夏休み期間(7/26-8/26)を除く土曜日は高校生以下無料
障害者手帳・指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方は無料
8月19()は満70歳以上の方は無料

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