なら国際映画祭
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10/28(土)・29(日)“奈良”が舞台の映画・各回先着100名無料招待

2023.10.25

なら国際映画祭 NARAtive in TOKYO NODEで、プレミアム上映開催

NPO法人なら国際映画祭の「NARAtive(ナラティブ)」は世界中から若手の映画監督を招き、「奈良」を舞台に映画を制作するプロジェクト。奈良市のふるさと納税も活用され、「地方行政」×「映画スタッフ」×「地域住民」が一体となって、2010年のプロジェクト開始から現在までに8作品が制作されている。

2023年10月28日(土) ・29日(日)の2日間、「なら国際映画祭 NARAtive in TOKYO NODE」は、10月6日にオープンした「TOKYO NODE」にて開催。上映されるのは、2023年、9月にサン・セバスティアン国際映画祭、10月に釜山国際映画祭に正式出品された最新作「霧の淵」のメイキングに加え、7作品。


「なら国際映画祭 NARAtive in TOKYO NODE」の幕開けとして、エグゼクティブディレクターである河瀨直美と、なら国際映画祭 アンバサダーであり、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA) 代表である別所哲也氏のトークイベントを予定。併せて、来春公開予定の「霧の淵」のメイキング(30分)を上映。

日時:2023年10月28日(土)13:00~14:30 ゲスト:別所哲也/河瀨直美

 

別所哲也 別所哲也

【なら国際映画祭 アンバサダー/SSFF & ASIA 代表 別所哲也コメント】なら国際映画祭の若きエネルギー!クリエイティブワーク!が、東京の最先端から発信される!その遠心力を感じてください!

河瀬直美 河瀬直美

【エグゼクティブディレクター河瀨直美コメント】映画制作はいつも困難だ。日本では尚更、簡単ではない。ましてや地方では。しかし、私は地方に生きて、本当に沢山の人を巻き込みながら、気づいたことがある。映画作りに関わる人は、皆、どこかしら輝いている。やがて笑顔が溢れだす。他人を知り、自分を知る。そこに輪が生まれる。
人は、人との繋がりによって幸福を感じるのかもしれない。もしも、それが今の日本、地域に足りないことだとしたら日本、地方を幸せにしたい。地方には必ず魅力がある。地方には、それを発見して発信する人がいる。人と映画が繋がれば地方はきっと満たされる。そして完成した映画は地方の財産になり語り継がれる。私達は故郷奈良から、その活動を創造しました。奈良の各地域で映画を制作していくNARAtiveの想いの根っこには、そこに生きる人の輝く姿があります。

10月28日・29日の上映映画

霧の淵 霧の淵

『霧の淵』 監督:村瀬大智(日本)  撮影地:奈良県川上村 /2023年

奈良県南東部の山々に囲まれたある静かな集落。かつては商店や旅館が軒を並べ、登山客などで賑わったこの集落で、代々旅館を営む家に生まれた12歳のいひか。数年前から父は別居をしているが、母の咲は、父との結婚を機に嫁いだこの旅館を義理の父・シゲと切り盛りしている。そんなある日、シゲが姿を消してしまう。旅館存続の危機が迫るなか、いひかの家族に変化の時がやってくる。

※2024年春公開予定、オープニングトークイベントでメイキングのみ上映
出演:三宅朱莉、 三浦誠己、 堀田眞三、 水川あさみ

二階堂家物語 二階堂家物語

二階堂家物語 』 監督:アイダ・パナハンデ(イラン)  撮影地:奈良県天理市 /2018年

一人息子を亡くし、代々続く家系が途絶える危機に頭を痛めている辰也とその母ハル。 息子を失い妻が出て行ってしまった辰也に対し望まぬ相手との結婚を迫るハル。そして娘の由子に婿養子をとり、二階堂家を受け継いでほしいという思いを秘める辰也。名家の後継ぎを巡り家族の仲に亀裂が生れていく。

出演:加藤雅也、石橋静河、町田啓太、田中要次、白川和子、陽月華、伊勢佳世、ネルソン・バビンコイ

 


再会の奈良 再会の奈良

『再会の奈良 』 監督:ポンフェイ(中国)  撮影地:奈良県御所市/2020年

中国人の老女が日本に住む孫娘のような存在のシャオザーを訪れ来日するところから物語は始まる。老女には日本に帰化した中国残留孤児の養女、麗華がいるが、ここ数年連絡が途絶えている。心配でたまらず老女は麗華を探しに来日したもののシャオザーと二人で手掛かりも掴め無かった。
そこへ、ひょんなことから元警察官の男一雄が現れる。この一雄との出会いによって麗華探しの旅は思わぬ展開を始めるのだった。

出演:國村隼、ウー・ヤンシュー、イン・ズー、永瀬正敏、秋山真太郎(劇団EXILE)

びおん びおん

びおん』 監督:山崎都世子(日本)  撮影地:奈良県奈良市田原地区/2010年

小さい頃の母との離別のトラウマを抱えながら生きる志保-28歳。長い年月を経て母に会い行くが、母親は昔と同様に志保の気持ちには答えてくれなかった。何を求めても納得できる答えは出てこない。そのやるせなさは、これまでためてきた母親に対する怒りを掻き立てた。その後間もなく志保のもとに母が交通事故に遭った知らせが届くー

出演:桃生亜希子、りりィ

 

光男の栗 光男の栗

『光男の栗』 監督:チャオイエ(中国)  撮影地:奈良県橿原市/2010年

ある日、東京で暮らしているはずの母は奈良県橿原市に降り立つ。橿原に来た理由は息子探し。息子が母の元に置いていったデジタルカメラに収められた写真を頼りに、母親の息子探しが展開する。息子の足跡を一つ一つ歩き続けたその先にあったものは、親切な息子の友人、壮大な奈良の自然、そして深い息子の母への想いだった。息子を探して歩く母とその母を想う息子のすれ違いと結びつき。ある母子の愛のかたちを橿原から世界に届けます。

出演:桃井かおり、百々節子、うだしげき

祈 祈

『祈 -inori-』 監督:ペドロ・ゴンザレス・ルビオ(メキシコ)  撮影地:奈良県十津川村/2012年

山深い奈良県・十津川村にある小さな集落、神納川。若者たちは街へ出て行き、かつて賑わいを見せた村はひっそりとし、数少ない村人たちが暮らしている。自然とともに生きる人間本来の営みが受け継がれているその生活は、繰り返される「生命」の循環を直視する。人間の考える”発展”の先に在るものが静かに問われてゆく。

出演:十津川村のみなさん

ひと夏のファンタジア ひと夏のファンタジア

『ひと夏のファンタジア』 監督:チャン・ゴンジェ(韓国)  撮影地:奈良県五條市/2014年

第1章:韓国から奈良県五條市にシナリオ・ハンティングにやってきた映画監督のテフン。彼は日本語を話す助手のミジョンと共に、観光課の職員タケダの案内で町を訪ね歩く。古い喫茶店、廃校、一人暮らしの老人の家……インタビューを通し、さびれゆく町にも人々の営みを感じたテフンは、旅の最後の夜に不思議な夢を見る。目覚めたとき、窓の外には花火があがっていた…。
第2章:韓国から奈良にやってきた若い女性ヘジョン。彼女は五條市の観光案内所で知り合った柿農家の青年ユウスケと共に、古い町を歩き始める。ユウスケは徐々に彼女に惹かれるようになり…。

出演:キム・セビョク、岩瀬 亮、イム・ヒョングク、康 すおん        

東の狼 東の狼

『東の狼』 監督:カルロス・M・キンテラ (キューバ)  撮影地:奈良県東吉野村/2016年

幻のオオカミを求めて、アキラは深い森へと入り込んでいく…
100年以上の間、東吉野村の森ではニホンオオカミが目撃されていない。それでも年老いた地元の猟師アキラは狼がいると信じている。猟師会の会長を務めるアキラは皆の反対を無視し、猟師会の予算を狼探しに費やす。狼狩りに取り憑かれたように深い森へと入って行く先に待っていたものとは…。

出演:藤竜也

なら国際映画祭 NARAtive in TOKYO NODE 開催概要

開催期間 :2023年10月28日(土)~10月29日(日)
開催場所 :TOKYO NODE HALL
東京都港区虎ノ門二丁目6番2号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー46F
主催:NARAtive撮影地ネットワーク協議会/NPO法人なら国際映画祭
定員:250名
料金:1000円
※先着100名様無料招待



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