藤田嗣治藤田嗣治

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【開催中〜9/24(火) 長野県・軽井沢安東美術館】

2024.7.29

「戦争の時代 日本における藤田嗣治 日常から戦時下へ」

《額縁を作る》1941年 土門拳 土門拳記念館蔵

軽井沢安東美術館にて、夏の特集展示2024「戦争の時代 日本における藤田嗣治 日常から戦時下へ」が2024年9月24日(火)まで開催中。

 

本展では藤田が名声を手にしたパリ時代と、戦後、二度と日本に帰らぬ決意でスタートしたフランス生活時代とのはざまとなる、藤田が日本に滞在した1930年代、40年代にフォーカス。次第に戦争が激しくなるなかで生み出された藤田の作品や、土門拳撮影による貴重なポートレート写真を通じて、戦争の影が忍び寄り、次第に戦争へと巻き込まれていく藤田の内面に迫る。


なかでも見どころは、初公開となる3つの作品。藤田と幼少期から親交のあった水戸徳川家13代当主圀順(くにゆき)が、1929年『大日本史』の編纂を完成させた功績として公爵となった際、藤田がお祝いの品として描いた墨絵《猫》。

 

さらに、日本軍の支配下にあった長江(中国)の港町・九江での日常を淡くも色鮮やかに描いた《九江 航空隊 整備》、フランスの文化人ジャン・コクトーの日本滞在に同行した際に目にした1930年代の日本の風景を描いた《道で遊ぶ子供たち》。


軽井沢安東美術館 外観 軽井沢安東美術館 外観

軽井沢安東美術館


また館内の特別展示室では、「藤田嗣治 日本における『本のしごと』 藤田が見たフランス」を同時開催。この特別展示では、戦争が間近に迫りつつも進歩的な空気が漂っていた1930年代の日本社会の様子を知ることができ、企画展とあわせて鑑賞することで、当時の社会状況をより色濃く感じられるはずだ。


◆「戦争の時代 日本における藤田嗣治 日常から戦時下へ」
【会期】開催中~2024年9月24日(火)
【会場】軽井沢安東美術館(長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東43番地10)
【時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】 水曜日(祝日の場合は開館。翌平日が休館。ただし8月は28日(水)以外は無休)
【観覧料】一般 2,300円/高校生以下 1,100円/未就学児無料
※オンラインチケット購入の場合100円引き。
※その他、各種割引あり

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