染織の分野では、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、また大佛次郎賞や日本エッセイストクラブ賞を受賞するなど、随筆家としても知られる志村ふくみが2024年9月に100歳を迎えるのを祝して、記念イベント「ふくみの部屋」が、「アトリエシムラ Shop & Gallery 京都本店」にて10月1日(火)まで開催されている。
染織と文筆の二つの仕事を通して、芸術と魂の真理を追い求めてきた志村ふくみ。本展では、志村ふくみの着物作品や、ふくみの兄である小野元衞の作品など、彼女が大切にしてきた世界をひとつの空間に展示。
さらに、志村ふくみ著『色を奏でる』のエッセイ「藤原の桜」に登場する着物「藤原の四季」が初展示(※8月27日までの展示)されるほか、 今回の展示に合わせて新たに制作した「裂の屏風」も展示販売される。
独創的な美の世界を切り拓き、また多くの随筆を残してきた志村ふくみの部屋に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
◆志村ふくみ生誕 100年イベント「ふくみの部屋」
【日時】開催中~2024年10月1日(火)12:00~18:00
※水曜・木曜定休
【会場】アトリエシムラ Shop & Gallery 京都本店(京都市下京区河原町通市之町 251-2 壽ビルディング 2F)
【問い合わせ】 tel. 075-585-5953、mail info@ateliershimura.co.jp
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