京都の千總ギャラリーにて、明治時代初期から現代までつながる千總の図案家に注目する展覧会「ひとふでの系譜」を開催。会期は10月5日(土)から12月22日(日)まで。
伝今尾景年「菊に小禽」 明治時代
千總のものづくりの歴史は、多くの日本画家や図案家との繋がりによって支えられてきと言っても過言ではない。京都を代表する日本画家である今尾景年もその一人で、千總と深く関わり、明治時代初期から友禅や刺繍製品の下絵を数多く手掛けた。
芝千秋「五月人形之図」 1946年(昭和21)年
本展では、今尾景年をはじめ、景年に師事し、画工として千總に出入りした梅村景山とその弟子の芝千秋、そして千秋に指導を受けた千總専属の図案家たちと、ひとふで書きのように現代までつながる人物たちを中心に取り上げ、図案や染織品などを紹介する。
師弟関係によって途絶えることなく継承される美意識に、ぜひ会場で触れてみてはいかがだろうか。
◆ひとふでの系譜
【会期】10月5日(土)~12月22日(日)
【会場】千總ギャラリー〈ギャラリー1〉 京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店
【時間】10:00~17:00
※入場無料
※水曜休館
※開館日・開館時間は千總本店の営業時間に準ずる
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