『風神雷神図屏風』の作者としておなじみ、謎に包まれた伝説の絵師・俵屋宗達の半生を、コンテンポラリーダンスと和楽器で綴る舞台『宗達』。2023年の初演時に斬新な演出で話題を呼んだ公演が、11月15日(金)、16日(土)の2日間、静岡県熱海市のMOA美術館能楽堂で再演される。
見どころは、クラシックバレエはもちろん、コンテンポラリーダンスともに非常に高い技術を持つ大和シティー・バレエのダンサーたちの繊細かつ力強いパフォーマンス。宗達の繊細な筆致とダンサーの動きが重なり、芸術の再現という点でも圧巻だ。さらに、和楽器の生演奏とのコラボレーションや、能楽師とのコラボレーションも必見。
ホールで開催された初演時と異なり能楽堂へと会場を移した今回は、幕、舞台美術、多種多様な照明などが削ぎ落とされ、よりシンプルな演出に。それだけにダンサーの能力が必要となり、磨き上げられたステージが繰り広げられるはずだ。
伝統芸能とダンスを融合し、日本美術を新たな角度から楽しめる本作。厳かなムードに包まれる能楽堂で、迫力あふれるパフォーマンスを体感してみては。
撮影: Joseph Marcinsky
◆『宗達』
【公演日時】
2024年11月15日(金)13:00
2024年11月16日(土)11:00/15:00
【会場】MOA美術館能楽堂(静岡県熱海市桃山町 26-2)
【チケット料金】S席:7,700円 A席:6,600円(全席指定・税込)
※美術館入館料として、別途MOA美術館・観覧券の購入が必要です。
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