重要無形文化財総合指定保持者の観世流能楽師(シテ方)、武田文志が主催する「第8回 文の会」が、2月8日(土)、GINZASIXの観世能楽堂にて開催される。
観世流能楽師(シテ方)武田文志
3歳にて初舞台を踏み、現在は年間130前後の舞台出演の傍ら、愛好者や後進の指導、ポッドキャストのパーソナリティ、YouTubeチャンネル「文志村塾」の配信を手がけるなど、多方面で活躍する武田文志。「文の会」は、そんな“魂の能楽師”こと武田文志の全てが注ぎ込まれた番組作りで好評を博している公演だ。
2023年開催「第7回 文の会」の様子。 撮影/前島吉裕 ※無断複製禁止
第8回となる今回は、一人で2番の能を勤めるため“独演二番能”と称して開催。初番の能は、短いながらも佳作といえる「菊慈童 遊舞之楽」、メインの能は、日本人の美徳ともいえる武士道精神・忠義の心を称賛した名曲「鉢木」を上演する。
2023年開催「第7回 文の会」の様子。 撮影/前島吉裕 ※無断複製禁止
さらに、狂言のみの催しでもほとんど上演されることのない超大曲「武悪」を、山本則重、山本則秀が披露するほか、観世流26世宗家・観世清和師と、嫡男・三郎太氏をはじめとした実力派演者の仕舞も披露されるなど、見どころが満載だ。
2023年開催「第7回 文の会」の様子。 撮影/前島吉裕 ※無断複製禁止
チケットはカンフェティにて販売中。WEBでも電話でも予約可能。音声ガイドも用意されているので、初心者の人も気軽に足を運んでみては。
◆第8回 文の会(武田文志 独演二番能)
【日時】2025年2月8日(土) 13時30分開演(終演予定18:20)
【会場】観世能楽堂(GINZASIX地下3階)
【料金】
SS席15,000円、S席 12,000円、A席 9,500円、B席 7,000円
【解説】武田崇史
能 「菊慈童」武田文志 大日方寛
仕舞「歌占キリ」武田宗典
「網之段」松木千俊
「善 界」関根祥丸
狂言「武 悪」山本則重 山本則秀
仕舞「知 章」観世三郎太
「梅キリ」観世清和
能 「鉢 木」武田文志 宝生欣哉(人間国宝) 山本東次郎(人間国宝)
☆音声ガイド
使用料1,000円/保証金1,000円
※能2番のみ、気鋭の能楽師が実況形式で生解説。
※保証金は当日の機器返却時に返却します。
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