世界的にも評価される手塚治虫の名作マンガ『ブラック・ジャック』の史上最大規模の展覧会が、そごう美術館で開催される。会期は1月16日(木)から2月25日(火)まで。


ブラック・ジャック ©Tezuka Productions


ピノコ ©Tezuka Productions
命とは何か、医療とは何か、そもそも「医者は何のためにあるのだ」という根本的な問いを突きつける『ブラック・ジャック』。顔に傷のある黒ずくめの天才外科医ブラック・ジャックと、彼が生んだ “18歳で0歳” の女の子ピノコが繰り広げる物語は、今なお多くの読者を魅了し、現役医師からもリスペクトされている。


第 29 話_ときには真珠のように ©Tezuka Productions
本展では、500点以上の原稿に加え、連載当時の『週刊少年チャンピオン』や1970年代に発行された単行本の200以上のエピソードの直筆原稿を展示。


第 1 話_医者はどこだ! ©Tezuka Productions
『ブラック・ジャック』が初めて登場した記念すべき第一話目の原稿や、『ブラック・ジャック』が生まれたときの秘密が解き明かされる証言映像のほか、当時の読者が驚き惹きつけられた‶人体の手術シーン”を現代アート的な視点から鑑賞してみる展示や、『ブラック・ジャック』を医療の側面から鑑みるコーナー、連載当時のニュース映像とともに『ブラック・ジャック』を読み解くコーナーなども展開。


第 89 話_おばあちゃん ©Tezuka Productions
さらに必見なのが、横浜会場限定で全ページ展示される『おばあちゃん』。こちらは涙なしでは読めない感動作として有名な作品で、展覧会メインビジュアル横浜会場のコピー「それを聞きたかった」の伏線回収にもなっている。


手塚治虫
手塚治虫の情熱と執念を徹底解剖するとともに『ブラック・ジャック』のすべてを余すところなく体感できる展覧会は、ファンならずとも見逃せない。
◆手塚治虫 ブラック・ジャック展
【会場】そごう美術館(横浜市西区高島 2-18-1 そごう横浜店6階)
【会期】2025年1月16日(木)~ 2月25日(火)
※会期中無休
※事前予約不要
【開館時間】10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
※そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合があります。
【入館料】一般 1,600(1,400)円、大学・高校生 1,400(1,200)円、中学生以下無料
*公式オンラインチケット[e-tix]にてお求めの方は、事前および会期中いずれも( )内の料金。
*2025年1月15日(水)、そごう美術館にてお求めの方は、( )内の料金。
*会期中、チケット売場にて[クラブ・オン/ミレニアムカード、クラブ・オン/ミレニアム アプリ]をご提示の方は( )内の料金。
*障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者1名は入館無料。
*ペア前売券 2,000円
*公式オンライン[e-tix]にて、2025年1月15日(水)までの期間限定販売
Premium Japan Members へのご招待
最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。