世界に10箇所のオークション会場を持ち、西洋近代美術、現代美術、ジュエリーなどあらゆるコレクションアイテムの競売取引を手掛けるSotheby’s(サザビーズ)が、2019年5月より日本国内では初となる店舗を帝国ホテル内にオープンした。
サザビーズと言えば、1744年にイギリス・ロンドンで設立された世界最古のオークションハウスであり、今もなお、年間250ものオークションを開催している最大手の国際競売会社である。昨年、イタリアの画家アメデオ・モディリアニの作品「(体を左にして)横たわる裸婦」が1億5720万ドル、日本円にして約172億円という金額で落札され、話題となったことも記憶に新しい。


主要オークションハウスとしては国内初となるサービスカウンターを設置する © Sotheby’s
サザビーズのオークションと聞くと、敷居の高いイメージがあるが、身分証のコピーを提出すれば誰でも参加できる。またオークション前の一般プレビューは美術品を目の前で鑑賞できるため、展覧会のように数千人規模の来場者があるという。意外にも開かれた世界なのだ。
サザビーズジャパンでは、新店舗を利用してオークションへの出品や入札だけではなく、コレクションの蒐集や売却についてのアドバイスを行い、アートに関するあらゆる要望に応えていくという。日本のスタッフが、各ジャンルの専門知識を持つ海外スタッフと連携し、日本語で気軽に対応してくれるのも嬉しい。国内初となるサービスカウンターが設置されたことにより、オークションビジネスの魅力をより多くの人が体感できるようになるはずだ。
◆サザビーズ 帝国ホテル店
東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル本館 中2階
10:00〜18:00
土日祝定休
03-6457-9162
http://bit.ly/2ZB4vV4
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