創業以来、花々の間を自由に舞い飛ぶ蝶「パピヨン」は、フランスのハイジュエリーメゾン、ヴァン クリーフ&アーペルが大切にしてきたモチーフのひとつである。パピヨンという自然界の美を表現するのは、ヴァン クリーフ&アーペルの厳選したジュエリーと、それを最大限に活かすことを熟知している技術者の技と情熱だ。
ヴァン クリーフ&アーペルは、輪島塗の漆芸作家として活躍する、箱瀬淳一とのコラボレーションによって誕生したジュエリー「パピヨン ラケ コレクション」のメイキングムービーを制作、公開した。ヴァン クリーフ&アーペルの最高級のジュエリーに、箱瀬淳一が根気強く、幾重もの工程を経て、蝶の羽に情緒あふれる日本の旧き美しい世界を描き出していく様子や、彼自身の言葉で、10年に渡るヴァン クリーフ&アーペルとの協働、そしてクラフツマンとしての思いや情熱が語られている。


絵入れをする工程の精緻な技


銀粉をかけ、蝶の羽にきらめく鱗粉を表現する。


立体感を与える研ぎ出し。


輪島塗の漆芸作家 箱瀬淳一。箱瀬の工房での制作の様子を垣間見ることができる。


月夜の晩に海を渡る二兎。卓越した技とポエジーに、ヴァン クリーフ&アーペルの真髄がある。
“Japan” という言葉は、“日本”を指すだけでなく、“漆塗り”をも意味する。16世紀、南蛮貿易によって日本の漆塗りは、多くの工芸品と共に海を渡り、ヨーロッパにもたらされた。その深くなめらかな艶に人々は瞬く間に魅了され、なんとか手に入れようと熱狂したという。漆塗りは、遠く離れた未知の国 “Japan”とともに、エキゾティックな美、そのものであった。それから長い時を経て、日仏のクラフツマンが協働し、作り上げた唯一無二のジュエリー「パピヨン ラケ コレクション」に結実するという軌跡に思いを深める。幸せなことに今、貴重な制作の様子をメイキングムービーで享受できる時代。日仏のクラフツマンが作り上げていく「パピヨン ラケ コレクション」に、美が宿る瞬間を目撃してほしい。
(敬称略)
◆ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
0120‐10‐1906
http://www.vancleefarpels.com
Premium Japan Members へのご招待
最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。