ル・コルビュジエと共にモダンデザインを確立し、建築家、デザイナーとして活躍したシャルロット・ペリアンは、日本の民藝や建築界とも関係が深いことで知られる。彼女の没後20年を機に、2019年10月2日から2020年2月24日までフランス・パリの美術館、フォンダシオン ルイ・ヴィトンにおいて彼女の功績をたたえる回顧展が開催されている。そのオープニングパーティで飾られたブラウンベージュのバラは、日本の育種家・國枝啓司が彼女の功績を称え作り上げた。その名も「Rose CHARLOTTE PERRIAND(シャルロット・ぺリアン)」である。
滋賀県でオリジナル品種のWABARA(和ばら)を育てている農園「Rose Farm KEIJI」では、シャルロット・ぺリアン アーカイヴからも公認を受け、「シャルロット・ぺリアン」の販売を開始した。切り花やブーケ、園芸苗も用意。國枝啓司が表現した、温かみのあるベージュカラーに、モダンな雰囲気も備える「Rose CHARLOTTE PERRIAND(シャルロット・ぺリアン)」は、印象深い美しさをたたえ、早くも注目を集めている。


「かおりかざり」や「美咲」など5種類の花びらをお茶に仕立てた「ばらの花びら茶」。© Gottingham
また、「Rose Farm KEIJI」では、60種以上あるオリジナル品種WABARAを原料に、日々の生活の中へ花を取り入れるアイテムを提案している。2019年10月に新発売した「ばらの花びら茶」は、WABARAの中でも香りの高い4種とダマスクローズの計5種類の花びらをそのまま乾燥させお茶に仕立てたものだ。さらに、ローズウォーター「ばらの生体水」も同時に発売。低温真空抽出法という技術で、加水せず花びらに含まれた水分だけを取り出したものだ。水にほんの2~3滴たらして飲用すれば、ばらの香りやその余韻を楽しめる。お茶と同じく香りの高いWABARA 4種とダマスクローズをラインナップする。


「ばらの生体水」は、5種類のバラの花びらの水分のみを抽出したローズウォーター。© Gottingham


「ばらの生体水」、「ばらの花びら茶」の2種類をセットにしたギフトも。© Gottingham
WABARA「シャルロット・ぺリアン」の他にはない色合いや花弁の幾重にも重なった花姿は、モダンデザインの潮流を作った彼女の生き方をそのまま表現している。生活の中で活きるデザインこそが美しいとする日本の民藝精神へ共感した彼女のように、暮らしの中へ花を活かす豊かさを提案する「Rose Farm KEIJI」のWABARA。「Premium X 滋賀から世界へ。WABARA(和ばら)の世界」では育種家の想いや軌跡を紹介している。WABARAの背景にあるストーリーと共に、その花の美しさをじっくり堪能したい。
◆WABARA「Rose CHARLOTTE PERRIAND(シャルロット・ペリアン)」
ブラウンベージュ~シャンパンゴールド(季節、継時変化により色、香りが変化します)
花姿 シャクヤク咲き
花弁数 80~100枚程度(季節による変化あり)
樹形 木立性
ラインアップ 切り花、ブーケ、園芸苗
https://www.wabararose.com/products/rose-charlotte-perriand
◆「ばらの生体水」
30ml /80ml 各品種 2サイズ展開
(かおりかざり/美咲/ 結/ゆかり/ダマスクローズ)
30ml:2,700円 80ml:6,000円(ともに税別)
◆「ばらの花びら茶」
各品種×1個 計5個入り
(かおりかざり/美咲/ 結/ゆかり/ダマスクローズ)
2,000円(税別)
https://wabararose.com
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