お茶を点てるひととき。てのひらにすっぽりと収まる茶碗の中に広がる抹茶の濃い緑と香りに、心に静寂が訪れるのを感じるはず。そんな、たおやかな時間を毎日の生活に気軽に取り入れてみるのはいかがだろう。越前漆器を手がける高橋工芸から発売された茶道具セット「Ippukubox」(イップクボックス)は、コーヒーや紅茶を嗜むように、抹茶をもっと身近なものとして楽しむことができる。


越前和紙で内貼りした木箱。見た目に美しいだけではなく、道具を傷から守ってくれる。
「Ippukubox」は15㎝角の木箱に茶碗と茶筅、茶杓、抹茶を保管するための棗(なつめ)がコンパクトに収納されたもの。3種類から選べる木箱はいずれも飾っておきたくなるような和モダンなデザインが特徴。大正14年の創業以来、福井県鯖江市でお茶にまつわる道具を作り続けてきた高橋工芸の技術を活かし、職人が木のぬくもりをそのままに、ひとつひとつ丁寧に磨きあげた。
「Ippukubox」のために作られたオリジナル茶碗は越前焼のもので、素朴な味わいが魅力だ。手にすっぽりと収まる小ぶりなサイズだが、底を広めに作り、茶筅を動かしやすいように仕上げた。初心者でも使いやすく、お湯を準備して、箱を開ければ手軽に抹茶を点てられる。木箱の蓋は裏返すと茶盆として使えるので、お気に入りのスイーツを添えれば抹茶セットが完成する。


茶碗と茶杓、棗、茶筅が揃ったIppukubox。茶碗は全3種類。
心得がなければ敷居が高いように感じる茶の湯の世界。おうち時間に趣味を広げたい初心者にも、格式張らずに気軽にチャレンジできそうだ。甘い茶菓子に合わせて濃い目に点てたり、ホットミルクを加えて抹茶ラテにしたり、濃さや飲み方を自分好みにアレンジしたり、生活の中に新しい茶の湯スタイルを取り入れてみたい。
◆Ippukubox(イップクボックス)
全3種類
発売日:2020年5月15日(金)
価格:13,000円(税抜)
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