「馳走啐啄」といえば、銀座に居を構える名店として名高い。ミシュランの星も獲得したその名店が「日本料理ときわ」として西麻布へ移転オープンした。
「馳走啐啄」を押しも押されもせぬ名店に育てた店主・西塚茂光が、約40年の料理人としての集大成ともいえるものを目指し、「季節そのものが宿る料理」をさらに極めるよう努めた。より食材が引き立つよう、出汁から見つめなおした料理の数々は、目にもそして味も麗しい。料理長には松本一樹が就任し、店をさらに盛り立てている。


ひとつの椀から夏を知らせてくれる、日本料理の美学。


この一品に、思わず歓声があがる。
樹齢350年の霧島杉の扉から、その向こうに広がる数寄屋造りのモダンな空間にも目を見張る。赤松や椿、吉野杉、欅、栗などさまざまな自然の素材と、職人の技術により完成した空間には、ここで過ごす時間をより心地よく感じてほしいという思いが込められている。


モダンさが際立つ数寄屋造りの空間。


写真左から、料理長・松本一樹、そして店主・西塚茂光。
料理はコースのみ。「少なめ」や「季節のおいしいものをおまかせで」といったゲストのリクエストにも極力応えてくれるという。訪れる度に季節を知り、心が浮き立つ料理が供される楽しみがある「日本料理ときわ」。いま訪れるべき店だ。
◆「日本料理ときわ」
東京都港区西麻布1-9-7シュウエツレジデンスII 1階
03-3405-1237
17:00~23:00(20:15 LO)
1万8000円~のおまかせ
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