ランニングを始め、様々なスポーツ、ライフスタイルのためのフットウェアとアパレルを展開するニューバランスの新たな試み。日本文化に受け継がれる「茶室」に宿るもてなしの精神に発想を得たコンセプトストア、「T-HOUSE New Balance(ティーハウス ニューバランス)」を日本橋浜町に2020年7月17日オープンした。


空間は、川越に残されていた築122年の日本の伝統的な蔵を移動し、鉄骨の新しい建築の中に組み直し収めた。
ストアで展開されるのは、ニューバランスのグローバルコラボレーション、東京デザインスタジオ ニューバランス*1など、最新のテクノロジーやコンセプトが加わった特別な商品。ここでしか購入できないオリジナルプロダクトを多数揃えている。さらに月に1度、様々な分野で活躍するアーティストやクリエイターとのインスタレーションやワークショップが開催されるというから注目だ。


左:陶芸家、高田志保と「T-HOUSE New Balance」のコラボレーションによるストアオリジナルアイテム。高台の裏側には、M1300のソールパターン。
右:静岡県藤枝に100年続く茶農家で、東京・蔵前に店を構える日本茶ブランド「NAKAMURA」と「T-HOUSE New Balance」のコラボレーションによるストアオリジナルアイテム。抹茶スティック5本セット 2,000円(税別)ペットボトルのリサイクル素材REPREVE®︎を使用したオリジナルポーチ付き。
「T-HOUSE New Balance」の意匠監修、内装設計は建築家の長坂常(スキーマ建築計画)が担当した。築120年を超える日本の伝統的な蔵を移動した時、長坂が提案したのは“伝統的な蔵を綺麗に保存するのではなく、新しい機能と価値を与えて使う”だった。ニューバランスのショップとして、そしてイベントスペースとして、訪れるゲストを魅了するユニークな発信地となっていくことが期待されている。


オリジナル発売35周年、初の日本製M1300JPJ(STEEL BLUE)68,000円(税別)。本製品は6月29日より購入抽選応募受付し、7月8日に受付を終了。


東京デザインスタジオ ニューバランスと、ロンドン在住のイラストレーター秋山貴世のコラボレーション。13,000円(税別)
伝統と文化の継承、時代による再解釈を大切にするニューバランスが、紡ぎ出すストーリーをより幅広い表現方法で発信したいという思いを実現した「T-HOUSE New Balance」。古くからものづくりの町として栄えた日本橋浜町に、新しい風を吹き込むに違いない。
(敬称略)
◆T-HOUSE New Balance(ティーハウス ニューバランス)
東京都中央区日本橋3-9-2
営業時間:月・火 11:00〜14:00、15:00〜19:00/金・土・日11:00〜19:00
定休日:水・木
・現代アーティスト玉山拓郎によるインスタレーション開催予定
8月14日(金)〜 25日(火)
*1
東京デザインスタジオ ニューバランス
米ボストンに拠点を置くニューバランスが、日本との長年にわたる関わりの中から生まれ、アメリカと日本のメンバーから成るデザインチームが開発を手がける新ブランド。日本ならではの巧みな職人技や感性を通し、真や質を追い求め、デザインとイノベーションを推進するプロダクトを展開している。
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