高級紳士靴ブランド「三陽山長」が、ブランド創業20年の集大成として2021年春に発表したプレステージライン。“ビスポークシューズに限りなく近い一足に仕立てる”をコンセプトにした靴は、上質を求めるビジネスパーソンから人気を博し、好評を博した。そしてこの秋、プレステージラインの第二弾として「謹製 匠一郎」「謹製 勘三郎」「謹製 定九郎」の3モデルが新たに登場。
ブランドが誇る技の粋を結集したトップグレードシリーズは、アッパーやソールには歴史あるタンナーが製造した最高峰の素材を使用。コバ部分は日本伝統の仕立てといわれる“矢筈仕上げ”を、ヒールはエレガンスさを強調するピッチドヒールを採用し、端正な外観に。さらに従来以上に精密なステッチワークを施し、繊細で引き締まった印象に仕上げている。また、全モデルとも「三陽山長」独自の“フレキシブルグッドイヤーウェルト製法”を採用。従来のグッドイヤーウェルト製法にはない屈曲性を実現し、履いた瞬間からしなやかさを実感できるという。


謹製 匠一郎 165,000円
アッパーのステッチを一切表に出さない“レベルソ仕立て”が特徴の「匠一郎」を、プレステージラインのクオリティで製作した「謹製 匠一郎」。ミニマルでありながら立体感のあるアッパーが魅力。


謹製 勘三郎 165,000円
U字型の革片を甲部に用いて切り替えたトゥデザインが特徴の「勘三郎」を、プレステージラインのクオリティで製作した「謹製 勘三郎」。トゥに縦に入ったスキンステッチは熟練の職人が手縫いで行うため、機械縫いでは見られないクラフトマンシップを感じられる一足だ。


謹製 定九郎 176,000円
乗馬靴に由来するジョッパーブーツをプレステージラインの新作として製作した「謹製 定九郎」。「三陽山長」のアーカイブをベースに約10数年振りに復刻したデザインは、ストラップをやや短めに設計しモダンにアップデート。ブーツとしては珍しく踵を一枚革で仕立てるシームレスヒールを採用するなど、エレガントな印象に仕上げている。
“ニッポン靴の最高峰”を目指し、邁進し続ける「三陽山長」。そのプレステージラインは、本当に価値あるものだけを求める時代の気分にふさわしいものといえるだろう。
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