千葉県木更津市のサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS（クルックフィールズ）」内に、新たな宿泊施設「cocoon（コクーン）」が11月24日（木）よりオープン。

「おもてなしを受けるだけでなく、自然と能動的に関わる宿泊体験をすることで、これからの暮らしを考えるきっかけにしてほしい」との思いから生まれた「cocoon」。敷地内には、繭の形をした7棟の客室、キッチンラウンジ、レストラン、サウナ小屋が点在し、農業や生き物たちに触れたり、季節の移ろいや時間の流れをじっくりと味わったり、“創る暮らし”を体感できる場となっている。

6棟のツインルームと、和室と寝室を備えたワイドルーム1棟からなる客室は、総合ディレクションを務めるファッションデザイナーの皆川 明がデザイン・コンセプトを提案。天井や壁の隅を曲面で仕上げ、まるで繭の中にいるような安心感が得られる空間には、皆川のセレクトや、ミナ ペルホネンのデザインによる器やオブジェ、照明などが取り入れられ、あたたかな雰囲気を作り出している。

能動的な宿泊体験の核となる“食”は、キッチンラウンジとレストランの2つのスペースを用意。3つのキッチン、薪窯、ワインセラーなどが設置されたキッチンラウンジ「takka（タッカ）」では、自分たちで収穫した食材を調理して楽しむことができる。また、KURKKU FIELDSスタッフによるファームツアーのほか、料理イベントの企画も予定しており、食を通じたコミュニケーションや学びの体験も提供していくという。

一方、KURKKU FIELDSのシェフとして活躍していた山名新貴シェフが腕をふるうレストラン「perus（ぺルース）」では、自社農園の野菜やジビエ、地元で水揚げされた魚など、旬の食材を用いたコース料理を用意。ディナーは宿泊客専用だが、昼やカフェタイムはゲスト以外の一般客も利用可能だ。

日常では体験できないことを感じ、これからの暮らしを思考する場所を目指して誕生した「cocoon」。泊まるという体験を通じて、サステナブルな暮らしや、この先の生き方に思いを馳せてみてはいかがだろうか。

◆KURKKU FIELDS Villa「cocoon」（2022年11月24日オープン）
【住所】千葉県木更津市矢那 2503 KURKKU FIELDS
【料金】takkaプラン 22,000円～/1名様
perusプラン 33,000円～/1名様
※1泊2食付き・サービス料・保全料*1込み・KURKKU FIELDS会員費*2別
*1 KURKKU FIELDSは入場に際し、施設の環境保全を目的とした保全料が必要となります。（中学生以上 300円・小学生 100円）
*2 KURKKU FIELDSは2022年11月24日よりメンバーシップ制度を採用しています。未加入の方は別途年会費が必要となります。
【KURKKU FIELDS MEMBERSHIP 年会費】中学生以上 1000円・小学生 500円・千葉県にお住まいの方中学生以上 500円・小学生 300円