徳川家を支えた名門・酒井家の跡地に建つ東京・大手町の日本旅館、星のや東京では、8月31日（土）までの期間限定で、 江戶時代から親しまれてきた発酵食品と桃をふんだんに使っ た「発酵夏氷」を、1日2組、宿泊者限定で提供している。

「発酵夏氷」は、“飲む点滴”とも呼ばれる甘酒をはじめ、どぶろく、みりん、浜納豆といった発酵食品と、夏に旬を迎える桃をふんだんに使った贅沢なかき氷。どぶろくや桃のムース、浜納豆を入れて焼き上げたジェノワーズ（スポンジ生地）など、10層もの異なる食感と味わい、さらにガラスのケースを外すと甘酒クリームが流れ出す仕掛けも魅力で、毎年夏季限定メニューとして人気を集めている。

氷は、2日以上の時間と手間暇をかけて丁寧に製氷されたものを使用。不純物がほとんど含まれないため、氷本来のクリアな味を楽しむことができる。

「発酵夏氷」とともに供されるドリンクは、江戶元禄時代に飲まれていたお酒を復元した小西酒造の「江戸元禄の酒」を用意。仕込み水を半分しか使用せず、琥珀色をしたこの日本酒をお湯割りにして、冷たいかき氷と交互に味わう趣向だ。そして食後には、爽やかなほどよい苦みで締めくくる宇治煎茶が登場する。

暑い夏に一服の涼をもたらすかき氷。都会の喧騒を忘れさせる非日常な空間で、ぜひ味わってみてはいかが。

◆「発酵夏氷」
【期間】提供中～2024年8月31日（土）
【開始時間】16:00～18:00
【定員】1日2組(1組1～3名)
【料金】1名 6,050円（税・サービス料込）*宿泊料別
【含まれるもの】かき氷、日本酒と宇治茶のペアリング
【場所】星のや東京 ダイニング
【予約】公式サイトにて 3日前までに要予約
【対象者】星のや東京宿泊者
※状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合があります。