大阪市立美術館にて、大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展「日本国宝展」が、4月26日(土)から6月15日(日)まで開催される。


国宝 火焔型土器 縄文時代中期・約5400~4500年前 新潟・十日町市(十日町市博物館保管) 画像提供:十日町市博物館〈通期展示〉


国宝 舟橋蒔絵硯箱 本阿弥光悦作 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵 画像提供:東京国立博物館 Image: TNM Image Archives〈展示期間:4月26日~5月18日〉
本展は、縄文から江戸まで幅広い時代と多様なジャンルの国宝作品を一堂に集め、日本美術の歴史をたどるもの。


国宝 楓図 長谷川等伯筆 桃山時代・天正20年(1592)頃 京都・智積院蔵〈展示期間:5月13日~6月1日〉
絵画では狩野永徳の「唐獅子図屏風」(皇居三の丸尚蔵館収蔵)、長谷川等伯の「楓図」(京都・智積院蔵)のほか、雪舟、円山応挙、伊藤若冲ら日本美術の巨匠の作品を展示。
さらに通常毎年6月6日の開山忌の前後三日間のみ拝観が許されている、肖像彫刻の最古の例にして最高傑作である唐招提寺の「鑑真和上坐像」が、5月13日(火)~25日(日)の12日間限定で公開される。


国宝 金印「漢委奴國王」 弥生時代・1世紀 福岡市博物館蔵 画像提供:福岡市博物館〈展示期間:4月26日~5月7日>


国宝 伝源頼朝像 鎌倉時代・13世紀 京都・神護寺蔵〈展示期間:6月3日~6月15日〉
このほかにも土偶(縄文のビーナス)や金印「漢委奴國王」、日本肖像画の傑作である「伝源頼朝像」など、誰もが教科書で一度は見たことのあるあの国宝が集結。作品によって展示期間が異なるので、訪れるたびに新しい発見があるはずだ。
2年以上ものリニューアル工事を経て一新された大阪市立美術館で、日本が誇る名品を鑑賞してはいかがだろうか。


国宝 孔雀明王像 平安時代・12世紀 東京国立博物館蔵 画像提供:東京国立博物館 Image: TNM Image Archives〈展示期間:4月26日~5月18日〉


国宝 薬師如来坐像 平安時代・9世紀 大阪・獅子窟寺蔵 撮影:佐々木香輔〈通期展示〉
◆「日本国宝展」
【会期】2025年4月26日(土)~6月15日(日)
※会期中、一部作品の展示替えを行います。
【会場】大阪市立美術館(大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82)
【開館時間】9:00~17:00
土曜日、5月4日、5月5日は19時まで
※入館は各閉館の30分前まで
【休館日】月曜日
※ただし、4月28日、5月5日は開館
【問合せ】大阪市総合コールセンター なにわコール TEL06-4301-7285(年中無休:8:00~21:00)
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