セイコーハウスホールにて、重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品が一堂に会する「工芸・Kôgeiの創造 —人間国宝展—」が開催される。会期は4月3日から20日まで。


【染織】新垣幸子 帯地「協奏曲」


【漆芸】室瀬和美 金胎蒔絵螺鈿縞文花器(径10.3×高さ23㎝)
「人間国宝」とは「重要無形文化財保持者」の通称であり、長きにわたり工芸の技の研鑽を積む一方で独自の作風を編み出し、その分野の第一人者となった人物のこと。


【漆芸】西 勝廣 「いぼたの花」沈金箱(19×26×高さ16㎝)


【金工】大角幸枝 南鐐茶心壷「月宮」(径13.4×高さ16.2㎝)
第10回目となる本展では、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工の5つの工芸分野の中から39名の作品を展示。それぞれの作家が素材との対話を重ねながら、みずから思い描く美のかたちを具現化した魅力あふれる品々が並ぶ。


【木竹工】岐部笙芳 煤竹文花籃「雅」(径37×高さ24㎝)
時代を超えて継承された高度な技と、現代の生活にもなじむ「用の美」をあわせ持つ至高の作品が集う展覧会。入場は無料なので、気軽に足を運んでほしい。
◆「工芸・Kôgeiの創造—人間国宝展—」
【会期】4月3日(木)~20日(日)
【会場】セイコーハウスホール(東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス 6階)
【問い合わせ先】03-3562-2111(代表)
【営業時間】11:00~19:00(最終日は17:00まで)
【休業日】無休
【入場料】無料
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