特選“木製品”:美しい木口が生み出した「Paper-Wood STOOL(ペーパーウッドスツール)」
2016.10.19
木口を楽しむことができるように構成されたスツール
「Paper-Wood」は美しい木口が特徴的であり、色のついた再生紙と木材を交互に積層した新しい合板です。木口に現れる美しいストライプは、塗装などの後加工では得られない独自の表情と質感を持っています。
1936年創業の、北海道の老舗合板メーカー「滝澤ベニヤ」と合板研究所により2008年に独自に開発された素材が「Paper-Wood」で、現在までに日本国内において著名なデザイナーや建築家たちの数々のプロジェクトで採用されてきました。そして2015年、国内外で活躍しているデザインスタジオ「DRILL DESIGN」と「FULLSWING」と共に合板プロダクトブランド「PLYWOOD laboratory」が誕生したのです。
カラフルな再生紙と北海道産の木材を使用
「PLYWOOD laboratory」の合板はすべて、日本有数の家具産地である北海道旭川の工場で生産されています。北海道産の木材にこだわり人の手で丁寧に製造された合板です。
木口面に穴などがないよう、単板1枚1枚をしっかりと検品して補修。切った木口断面に欠点が少なく、美しい断面としてそのまま使用できる高品質な合板です。こうして作られる「PLYWOOD laboratory」の製品は今までの合板が持つイメージを変え、合板の本当の魅力を引き出し、今や国内外からの注目を集めています。
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