サンシャインシティ水族館で謎の魚「ゾウギンザメ」を国内初公開

2019.03.26


シーラカンスより進化速度が遅い「ゾウギンザメ」

“最も化石に近い魚、ゾウギンザメ”が、国内で初めて、東京・池袋のサンシャインシティ水族館で公開され、話題となっています。

これまでは、1997年、インドネシア近海で生きている個体が確認されたシーラカンスが、4億年近く姿を変えていない、という意味で“生きた化石”と称されていました。このゾウギンザメは、シーラカンスよりもさらに進化が遅いとされているのです。

ゾウギンザメは、体長70㎝ほどのサメの仲間。オーストラリアやニュージーランド近海で生息していて、特徴的なのは、口の先がゾウの鼻のように長く伸びていることと、大きな胸びれを翼のように動かして、羽ばたくように泳ぐこと。まるで、ダンボが大きな耳で飛び回るような姿です。


ゾウの鼻のような長い突起と翼のような胸ビレが特徴的

このゾウギンザメのメス4匹が、2019年3月15日(金)より、サンシャインシティ水族館で公開されています。現在、国内でゾウギンザメが泳ぐ姿を見ることができるのは、ここだけ。英名でゴーストシャークやエレファントシャークとも言われるこの魚の、不思議で謎に満ちた姿を間近で観察することができます。

サンシャインシティ水族館では、現在メス4匹のみの展示となっていますが、今後はオスや卵の入手も進め、国内初となる繁殖も目指しているとか。非常に原始的な魚であるゾウギンザメは、免疫系細胞がほとんどないのに長生き、といった解明されていない謎がたくさんあり、繁殖や飼育が進むことによって新たな発見があるのでは、と期待されています。

お子さんが春休みとなるこの時期、何億年も前から変わらない生き物の不思議な生態を観察しに、都会の水族館へ足を運んでみるのもいいですね。

 

◆サンシャイン水族館・ゾウギンザメ公開
所在地:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上
展示場所:サンシャイン水族館 本館1階「冷たい海」水槽
営業時間:9:00~21:00(3月25日~9月23日) ※最終入場は終了1時間前
公式URL:https://sunshinecity.jp/aquarium/