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家業の石屋をやりながら石の魅力を伝える活動をしている『伊藤博敏』の石たち

2016.03.10

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脳内で起こるパラドックスを楽しむ

伊藤さんが海外で初めて個展を開いたのはボストンですが、その個展のタイトルが「パラドックスを楽しむ」という意味合いのものでした。

伊藤さんの作品は石に見えないという点が大きく取り上げられることが多いのですが、「見た目は石だが石とは思えない。でも触ってみたらやっぱり石だった」という脳内で起こるパラドックスを楽しんでもらいたいと伊藤さんは思っているそうです。

伊藤さんは自身の作品についてこう語ります。「伝えたいのは石の魅力。ただの石ころをいつまでも見つめていたい石ころに変身させたいと思っています。そして大切にしているのは物語性。作品に自分なりの物語をつけている。そこに必ずユーモアと少しの毒を盛り込むようにしています」と。

 

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