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特選“漆器”:ずっと使い続けたくなる漆塗りの「コーヒーカップ」

2016.03.26

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直しながら長く使える日本伝統の本堅地技法

この「コーヒーカップ」は、漆ならではのぷっくりとした質感と艶やかな表情が特徴となる、本堅地技法で仕上げられています。数ある漆塗り技法の中で、輪島塗産地が主に採用している技法です。まず初めに、天然木の上縁、高台の縁、回りなど、欠けやすい部分に漆布着せを行います。そして、“輪島地の粉”(※輪島市内の小峰山から産出される珪藻土を焼成し粉末にしたもの)を用いた下地を施し、研ぎ、中塗、上塗りが行われます。

完成した器は9層にも漆が塗られているため、長く使うことで傷んだ表面も直すことができます。また、本堅地技法の漆器は、洗って、拭いてを繰り返し使用することで、自然と艶が増し色も明るくなっていきます。こうした経年変化を楽しめるのも乙なもの。長い年月、道具を大事に、修繕しながら使い続けてきた“日本人らしさ”を感じさせます。

 

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