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日本人現代美術アーティストが、香港オークションを席巻!

2018.04.20

サザビーズ香港オークション01
草間彌生「南瓜」1998年(30.5×27×20.5㎝)。落札結果:588万香港ドル(約8,000万円) ©Sotheby’s

この春、現代美術の世界で、日本人作家に対する評価が堅調であることを示すできごとがありました。先日、2018年3月31日(土)に開催されたサザビーズ香港 コンテンポラリーアート イヴニングセールで出品された日本人作家作品・計8点がすべて落札され、総額は3億9800万香港ドル(約54億円)に。翌4月1日(日)のデイセールでは、落札額上位10作品のうち、草間彌生、奈良美智の作品がなんと9点もランクイン。トップ10のほとんどを、日本人作家の作品が占めました。同オークションに出品された33点の草間彌生作品はすべて落札されています。

また、上前智祐(うえまえちゆう)、五木田智央(ごきたともお)の作品でも、それぞれアーティスト記録が更新されたとのこと。いかに日本人作家への注目度がアップしているかが、わかります。

サザビーズ香港オークション02
五木田智央「Night In Tunisia」2015年(162.6×129.5㎝)。落札結果:212万5,000香港ドル(約2,900万円)©Sotheby’s

今年2018年1月より、サザビーズ コンテンポラリーアート部門アジア地区部長を務める寺瀬由紀さんは、「今回のオークションでは、アジアからのお客さまのみならず全世界から日本人作家への強い関心が集まりました。白髪一雄や今井俊満、斉藤義重など戦後美術を代表する作家から、現在も精力的に世界的な活動を展開する草間彌生、奈良美智や五木田智夫の作品まで、幅広い時代に亘って入札が相次ぎ、香港の現代美術マーケットにおける日本人作家の取り扱いが益々堅調である事を象徴する結果となりました」というコメントを出しています。

現職就任時に、「昨今のコンテンポラリーアート市場の稀に見る転換期に、サザビーズのグローバルなネットワークと優れた専門性を通じて、コレクターの皆さまに最高の蒐集体験をご提供していく」と語った寺瀬さん。まさに今は、現代美術の世界でも、大きな変革のタイミングなのでしょう。

「アート、特に現代美術は難しいから…」と思いがちではありますが、草間彌生や奈良美智が好きという方はきっと多いはず。こんなニュースを糸口に、世界が認めるニッポンの現代美術、改めて見直してみたいところです。

 

◆サザビーズ
http://www.sothebys.com/en.html

 

◆サザビーズ東京オフィス
http://www.sothebys.com/ja/inside/locations-worldwide/tokyo/overview.html