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人気やちむん作家・眞喜屋修さんの初個展「花と藍」が、東京・白金台「雨晴/AMAHARE」で開催

2018.06.26

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この数年、沖縄の焼き物・やちむんがブームとなっています。ベテランの作り手はもちろんのこと、若き陶芸家も続々と登場し、作風もバラエティに富むようになりました。地元・沖縄各地で開催される陶器市には観光客を含めた多くのお客が集まり、人気作家の出店品はあっという間にはけてしまうほど。最近では一般向け販売時に仕入れを目的とした業者が多数、買付に現れ、その行動が問題視されてもいます。

そんな一種、過熱しすぎの感もあるやちむんですが、やはり実力ある作り手の器は美しく、また使い勝手がよく、人気が高いのも頷けます。そんな作り手のひとり、眞喜屋修(まきや・おさむ)さんの初個展が、2018年7月6日(金)から17日(火)まで、東京・白金台の「雨晴/AMAHARE」で開催されます。

眞喜屋修個展02

眞喜屋さんは、沖縄県南城市に工房兼ギャラリーを構える作家。沖縄県立芸術大学卒業後、やちむん界の重鎮・大嶺實清さんのもとで研鑽を積み、2001年に生まれ育った首里で独立。2013年に現在の地に移られました。

学生時代に琉球王朝時代の古陶の魅力に開眼。現在に至るまで、その影響は眞喜屋さんの生み出すやちむんに深く息づいています。手に持てばしっくりと馴染むそのフォルムには、古陶の写しや再現にも取り組む眞喜屋さんが歴史や時間の中から学んだものが、すべて詰まっているのでしょう。日々の食卓に加えてもさっと溶け込む、包容力のある器なのです。器に多く描かれるのは、菊やカズラ、ソテツなどの身近な草花。藍と白のコントラストが美しく、載せた料理のおいしさをより引き立ててくれます。

眞喜屋修個展03

今回の初個展では、お皿やカップなど食器のほか、花器やシーサーなども出展。新作も登場するとのことです。会期中、7月7日(土)と8日(日)は眞喜屋さんが在店予定。7日には13時から16時までお茶とお菓子で眞喜屋さんとお話ができる「盛夏のゆんたく」が行われるそうです。

実力、人気共に高い評価を得ている作家さんですが、意外にも個展は初めてとのこと。これを機会にじっくりとその器の魅力に触れ、ひとつ、ふたつと、ご自身の暮らしに沖縄の風を迎え入れてみてはいかがでしょうか。

 

◆陶房眞喜屋 眞喜屋修×雨晴/AMAHARE「花と藍」
会期:2018年7月6日(金)〜7月17日(火)※水曜定休
場所:雨晴/AMAHARE
住所:東京都港区白金台5-5-2
TEL:03−3280−0766
営業時間:11:00〜19:30
作家在店日:7月7日(土)、8日(日)※8日は18時まで
http://www.amahare.jp

写真/Yuka Yanazume