青柳光則のGINZA 夜7時 01

Lounge

Tokyo, 7 p.m.

青柳光則のGINZA 夜7時

2019.10.24

閉店はなんと22時。「ロイドフットウェア銀座」で英国製シューズを愛でる

スタイリスト、ファッションエディターとして活躍する青柳光則さんは、この道38年、お洒落のスペシャリストだ。古くから銀座にも慣れ親しんできた彼に、ユニークな行きつけと銀座の遊び方を聞いた。


スーツ、靴、帽子の古典が
揃うのが銀座の魅力

「今日は全部、銀座だから」と楽しそうに青柳さんは現れた。聞けば、スーツはザ・クロークルーム トウキョウ、帽子は銀座トラヤ帽子店、靴はロイドフットウェアのオーダーものと、すべて銀座のお店で揃えた出で立ち。今回ご案内いただく、ロイドフットウェアとは1983年の創業以前からのお付き合いだという。

ブティックのロイドクロージングに次いで、1983年に誕生したのが靴のロイドフットウェアだ。青山と代官山(1988年開店)に続き、銀座に1991年オープン。現在は銀座のみで展開をしている。 ブティックのロイドクロージングに次いで、1983年に誕生したのが靴のロイドフットウェアだ。青山と代官山(1988年開店)に続き、銀座に1991年オープン。現在は銀座のみで展開をしている。

ブティックのロイドクロージングに次いで、1983年に誕生したのが靴のロイドフットウェアだ。青山と代官山(1988年開店)に続き、銀座に1991年オープン。現在は銀座のみで展開をしている。

こちらのシューズのほとんどは日本人に合う木型を元に、靴生産を地場産業とする英国・ノーサンプトンで製造されている。30数年前、英国靴に多いグッドイヤーウェルテッド製法の履き心地のよさを、彼に開眼させた一足こそロイドフットウェアのオーダーメイドだった。輸入革製品の価格が高騰を続けるなか、青柳さん曰く「今の時代に、このクオリティで、この価格はあり得ない」。


夜のイベントや仕事の合間に
顔を出せる意外な理由

銀座で行われる内覧会や、発表会といったイベントへの出席の合間を見て、用事がなくてもフラリと店に立寄る青柳さん。実は22時閉店と異例の営業時間ゆえ、顔を出しやすいのだ。店長の浦上和博さんによると、周囲のビジネスマンの来店が多く、徐々に閉店時間を遅くして、いまに定着したそうだ。「その分、開店時間も遅めています」と浦上さんは笑う。

青柳さんが履いていたのは上級ラインであるマスターロイドのモデル「マルバーン」。1980年代にマスターロイドのオーダーメイドが登場したときに注文した一足だ。状態をチェックする浦上さんは、「青柳さんは足の中指が長いでしょう?」と靴の上から足の特徴を見事に言い当てた。 青柳さんが履いていたのは上級ラインであるマスターロイドのモデル「マルバーン」。1980年代にマスターロイドのオーダーメイドが登場したときに注文した一足だ。状態をチェックする浦上さんは、「青柳さんは足の中指が長いでしょう?」と靴の上から足の特徴を見事に言い当てた。

青柳さんが履いていたのは上級ラインであるマスターロイドのモデル「マルバーン」。1980年代にマスターロイドのオーダーメイドが登場したときに注文した一足だ。状態をチェックする浦上さんは、「青柳さんは足の中指が長いでしょう?」と靴の上から足の特徴を見事に言い当てた。

この日、青柳さんは別のモデル、キングストンも持参。浦上さんとは30数年来のつきあいとあって、靴にまつわる昔話に花が咲く。 この日、青柳さんは別のモデル、キングストンも持参。浦上さんとは30数年来のつきあいとあって、靴にまつわる昔話に花が咲く。

この日、青柳さんは別のモデル、キングストンも持参。浦上さんとは30数年来のつきあいとあって、靴にまつわる昔話に花が咲く。

青柳さんはレディメイド、オーダーメイドを合わせ、全部で7足のロイドフットウェアの靴を所有している。慣れると素足でいるよりも楽だと語る。 青柳さんはレディメイド、オーダーメイドを合わせ、全部で7足のロイドフットウェアの靴を所有している。慣れると素足でいるよりも楽だと語る。

青柳さんはレディメイド、オーダーメイドを合わせ、全部で7足のロイドフットウェアの靴を所有している。慣れると素足でいるよりも楽だと語る。


銀座の通は仕事が丁寧で
良心的な昔気質のお店を選ぶ

最先端のファッションビルやブランドのお店を知る一方で、彼が銀座の行きつけに上げたのは鳥ぎん銀座本店(焼き鳥)や三州屋(大衆割烹)だ。高級すぎる飲食店や、最先端の店より料金の適正な、昔気質のお店が好みなのである。

通常のロイドフットウェアの靴は3万1000円~。写真のマスターロイドは7万円~で、オーダーメイドの場合は追加料金4万円が必要となる。オーダーメイドではワイズ(幅)と、用意された中から素材(革)の選択が可能。11万円で自分好みの英国製の一足が手に入るのだから、青柳さんが太鼓判を押すのも納得だ。※価格はすべて税別 通常のロイドフットウェアの靴は3万1000円~。写真のマスターロイドは7万円~で、オーダーメイドの場合は追加料金4万円が必要となる。オーダーメイドではワイズ(幅)と、用意された中から素材(革)の選択が可能。11万円で自分好みの英国製の一足が手に入るのだから、青柳さんが太鼓判を押すのも納得だ。※価格はすべて税別

通常のロイドフットウェアの靴は3万1000円~。写真のマスターロイドは7万円~で、オーダーメイドの場合は追加料金4万円が必要となる。オーダーメイドではワイズ(幅)と、用意された中から素材(革)の選択が可能。11万円で自分好みの英国製の一足が手に入るのだから、青柳さんが太鼓判を押すのも納得だ。※価格はすべて税別

「三州家はカキフライが有名だし、リンゴの入ったサラダがうまいんだ。アジフライの調理なんか見てると、おばさんがアジを割いててさぁ」。古くから銀座を知っているからこそ、ロイドフットウェア然り、見過ごしがちな街の魅力や本質を青柳さんは見抜いている。そんな彼の銀座話は尽きなかったが、続きは、ぜひまたの機会に。

青柳光則 Mitsunori Aoyagi
スタイリスト、ファッションエディター
1960年 東京生まれ。専門学校卒業後、スタイル社「男子専科」編集部に勤務。1983年 フリーに。スタイリスト、ファッションエディターとして、ファッション誌、広告、芸能&アーティストの衣裳制作などを手掛ける。男性のライフスタイル全般に分野を拡げ、多媒体で活動。近年は、着こなしの”師範代”をはじめ、メンズファッションの講演などにも携わる。著書に「男のお洒落道 虎の巻」(万来舎)がある。
http://www.hamish.co.jp/
https://www.facebook.com/mitsunori.aoyagi

ロイドフットウェア銀座 Lloyd Footwear
東京都中央区銀座3-3-8
03-3561-8047
12:00~22:00
無休

Text by Tsuyoshi Kawata
Photography by Tatsuya Ozawa (Studio Mug)
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