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温泉アートエンターテイメント「道後オンセナート 2018」が4月14日よりグランドオープン

2018.03.29


明治以降、近代的温泉リゾートの先駆けとして風格のある姿で親しまれてきた、愛媛県松山市の「道後温泉」。昨年9月よりプレオープンしていたアートの大祭「道後オンセナート 2018」が4月14日よりグランドオープンします。道後温泉本館が改築 120 周年の大還暦を迎えたことを記念して開催された「道後オンセナート 2014」では、温泉という地域資源、松山市の温暖な気候、狭いエリアに密集している便利さに「アート」という新しい魅力が組み合わさり、多くの観光客や市民で道後がにぎわいを見せました。この取り組みは、「蜷川実花×道後温泉 道後アート 2015」、「山口晃×道後温泉 道後アート 2016」と続き、その継続した取り組みにより、現在、道後は”女子旅の聖地”とも言われています。

今回は4年ぶりとなる大規模なアートフェスティバルとして「道後オンセナート 2018」が、「アートにのぼせろ ~温泉アートエンターテイメント~ 」をテーマに開催されます。その内容は約20名のアーティストの作品が街を彩るというもの。グランドオープンの4月14日には現代美術家・大巻伸嗣氏による無数のシャボン玉を使ったアートパフォーマンス「Memorial Rebirth」が行われるほか、同氏による椿の花の彫刻作品、彫刻家・三沢厚彦氏による巨大なクマのブロンズやインスタレーション空間、道後温泉に残る数々の物語からインスピレーションを受けた写真家・浅田政氏の8連作など、多彩な作品が出揃います。


【ホテルプロジェクト】 「部屋本 坊ちゃん」    ©︎SHIN SOBUE / Dogo Onsenart 2018
国民的小説『坊ちゃん』より着想を得た部屋。部屋そのものが一冊の立体書籍となっている。
漱石が子規と共にすごしたこの土地で、ぜひ体感してみては。

2014年の道後オンセナートから好評の、ホテルの一空間自体がアート作品となるホテルプロジェクトでは、プレオープンより登場しているイラストレーター/グラフィック・デザイナーの宇野亞喜良氏らに新しく2名のアーティストが加わります。また、温泉街に欠かせない浴衣のプロジェクトも展開。セレクトショップのBEAMS(ビームス)が『道後温泉別館 飛鳥乃湯泉』の浴衣をプロデュースした他、三越伊勢丹とのコラボレーションによりアーティスト・鹿児島睦(まこと)氏が新作図案を描き下ろした浴衣が登場するとのこと。そして、道後温泉本館では、蜷川実花氏が大規模なインスタレーションを展開。障子やガラスに写真集『Light of』から抜粋された花火の写真など34点が使用され、昼と夜で表情の変わる作品を5月31日まで見ることができます。


©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery/Dogo Onsenart 2018

また、2017年9月26日には道後エリアに新しい温泉施設『道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)』がオープンし、新たな温泉文化の発信地としての展開が期待されています。改築当時、百年先を見据え、その礎を築いた道後温泉本館の存在を振り返り、アート作品でその果たした役割を讃えることを目的に始まった本企画。町全体がアートで溢れます。是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

「道後オンセナート 2018」
会期: 2018年4月14日(土)  ※ホテルプロジェクトなどは作品によって会期設定あり
会場:道後温泉及びその他周辺エリア
住所:愛媛県松山市道後湯之町5-6
問い合わせ先:089-921-6464
http://dogoonsenart.com/