京町家の趣きと現代アートが融合する宿。「京の温所 麩屋町二条」

2019.04.02


部屋の灯りで格子がくっきりと浮かび上がった、風情ある町家の外観

古都・京都の風情を堪能できる宿として最近注目を集めているのが、古くからの京町家をリノベーションして誕生した和モダンな宿泊施設。ワコールがプロデュースを手掛ける京町屋の宿「京の温所(おんどころ)」は、これまで3軒の町屋リノベーション宿を展開してきましたが、この春、御所南エリアに新たな宿がオープンしました。

2019年3月30日(土)に開業した「京の温所麩屋町二条(ふやちょうにじょう)」は、京都御所の南側、地下鉄東西線・京都市役所前駅からも近いエリアに立つ京町家の宿。築150年の大規模な町家を舞台に、当時の雰囲気や間取りをできる限り残しながら、現代の暮らしに即してリノベーションした宿泊施設です。

1階にはキッチン&ダイニングと2つの和室、お風呂や洗面所、2階にはベッドルームが2つあり、8名まで滞在できる広さ。キッチンの片隅には古いかまどが残されており、長い間この家が守ってきた人々の暮らしの一端を偲ぶことができます。


掘りごたつの和室に置かれた座卓も「カリモク家具」の作品

ダイニングに置かれたウォールナット材のテーブルをはじめ、館内に置かれた家具はすべて「カリモク家具」によるもの。無垢材の美しさを活かしながら、最新の機器と手作業によって作り出される、温かみを感じる家具に定評があり、この家に漂う、どっしりとしながら親しみやすい優しい雰囲気とマッチしています。

さらに、ダイニングの壁一面に飾られているのは、唐紙を用いて伝統的な技法で表現された「野田版画工房」のモダンアート作品。古き良き風情と現代的なデザインの融合によって生まれたこの宿を象徴するような作品です。IHコンロやオーブンレンジなど最新の設備が充実しているので、暮らすように滞在できるのが魅力。この土地ならではの食材を買い込んで、ご家族やお友達同士で料理を楽しむのもいいですね。

古都の風情とモダンアート、暮らしやすさをすべて備えた京町屋で、素の京都を堪能する度はいかがでしょうか。

 

◆京の温所 麩屋町二条
所在地:京都市中京区麩屋町通二条上る布袋屋町502
開業日:2019年3月30日(土)
料金:一棟50,000円~100,000円(税別、人数と時期により変動)
定員:最大8名
公式サイト:https://www.kyo-ondokoro.kyoto/