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フィリピンへ贅沢時間を満喫する旅に出る(後編)

2023.2.6

マニラ編:フィリピンの今を感じるニューポートシティエリア「シェラトン・マニラホテル」

日本からわずか5時間。多くの歴史に育まれながらも近代化の波に乗り、昨今は勢いにあふれるフィリピンへの旅を紹介する。セブ島編:波音に包まれて 「シェラトン・セブ・マクタンリゾート」で心が解れるでは豊かな自然に恵まれた、贅沢なリゾートが満喫できるセブ島を紹介した。後編ではフィリピンの玄関口である首都マニラの旅へ誘う。きっとマニラの知らなかった一面が見つかるはずだ。

 

全てが揃っているマニラの新スポット、ニューポートエリア
「シェラトン・マニラ」でラグジュアリーな癒しを満喫

 

フィリピンの経済成長率は東南アジアの中でも際立っている。アジア開発銀行(ADB)によれば、2022年9月にアジアのGDP成長率を4.3%に下方修正した中、フィリピンは2022年第3四半期で7.6%と東南アジアの中でも高い成長率を見せた。その勢いは、マニラの街に佇むだけ伝わってくる。特に、高層ビルが多く建ち並ぶマカティ地区は顕著だ。世界的な企業が集中し、「アヤラ・センター」などの商業施設をはじめ、世界的な高級ブランドが入った巨大なショッピングモールがあり、ここには多くの外国人が居住している。


ニューポートエリア内にあるショッピングセンター。ここには多くのレストランやショップがある。 ニューポートエリア内にあるショッピングセンター。ここには多くのレストランやショップがある。

ニューポートエリア内にあるショッピングセンター。ここには多くのレストランやショップがある。

観光客に注目されている新興エリアもある。今回宿泊先に選んだ「シェラトン・マニラホテル」のあるニューポートシティと呼ばれるエリアである。ニノイ・アキノ国際空港の目の前に位置し、フィリピン最大級のカジノ「ニューポートワールドリゾート」がある。

 

このエリアの魅力は全てがここに揃っていることだろう。カジノや映画館、レストランやショッピングセンターなどのエンターテイメントとナイトライフが充実し、コンドミニアム、シェラトン・マニラホテルやマニラ・マリオット・ホテルなどをはじめとする国際的なホテルブランドが建ち並ぶ。これらの施設が地下通路で繋がっているため、街中を往来することなく安全に楽しむことができるのは観光客にはうれしい。


プールビューの部屋のバルコニーから。 プールビューの部屋のバルコニーから。

プールビューの部屋のバルコニーから。

プールの他にもキッズルームがあり、ファミリーにも人気がある。 プールの他にもキッズルームがあり、ファミリーにも人気がある。

プールの他にも室内にはキッズルームもあり、ファミリーにも人気が高い。

プールサイドには、バブルルームと呼ばれる予約制の半球体のクリアな空間がいくつもある。この空間でプロポーズをするカップルもいるとか。 プールサイドには、バブルルームと呼ばれる予約制の半球体のクリアな空間がいくつもある。この空間でプロポーズをするカップルもいるとか。

プールサイドには、「S Vubble Pods」と呼ばれる予約制の半球体のクリアな空間がいくつもある。この空間でプロポーズをするカップルもいるとか。


シェラトン・マニラホテルの開業は2019年とまだ新しい。国際空港に近い立地から、マニラを拠点にセブ島などへ移動する旅にはうってつけだ。もちろんここにはシェラトンのシグニチャースパやキッズクラブ、フィットネスセンター、屋外のプールもある。プールは夜になればライトアップがされ、水の中にあるカウンターバーに座ってカクテルをいただくことも可能である。都市にありながらもリゾート気分も満喫でき、部屋によっては離着陸する飛行機が眺められる、旅心を満たすエッセンスがここには多くある。


シェラトン・マニラホテルのデラックスルーム。窓からはニノイ・アキノ国際空港が一望できる。 シェラトン・マニラホテルのデラックスルーム。窓からはニノイ・アキノ国際空港が一望できる。

シェラトン・マニラホテルのデラックスルーム。窓からはニノイ・アキノ国際空港が一望できる。

国際空港に面したジュニアスイートルーム。 国際空港に面したジュニアスイートルーム。

国際空港に面したジュニアスイートルーム。


またここには注目のレストランもある。シェラトンホテルブランドが提供するラグジュアリーなレストラン、韓国料理「Oori(オオリ)」である。数々の世界的な有名ホテルで実力を磨いた総料理長パク・キボムが創り出すのは、伝統的な韓国料理を昇華した、斬新な発想の韓国グリル料理。従来の韓国料理を超えた味わいは一度堪能する価値がある。


モダンな空間が広がるOoriの店内には個室もある。 モダンな空間が広がるOoriの店内には個室もある。

モダンな空間が広がる「Oori」の店内には個室もある。

クリエイティブな韓国料理はどれも創造的で美味しい。 クリエイティブな韓国料理はどれも創造的で美味しい。

クリエイティブな韓国料理はどれも創造的で美味しい。

「Oori」では高級和牛のステーキの他、地元で飼育した豚肉や韓国食材を駆使した独自の世界観を楽しめる。 「Oori」では高級和牛のステーキの他、地元で飼育した豚肉や韓国食材を駆使した独自の世界観を楽しめる。

「Oori」では高級和牛のステーキの他、地元で飼育した豚肉や韓国食材を駆使した独自の世界観を楽しめる。


スペイン植民地時代の教会や石畳から
フィリピンのもう一つの文化を感じる

 

海外旅行の楽しみの一つにはその国の文化に触れることであろう。フィリピンは長くスペインの植民地であったことから、その街並みにはスペインの風景を彷彿とさせるシーンに遭遇できる。

 

中でも、16世紀〜19世紀のスペイン植民地時代の面影が色濃く残るイントラムロスと呼ばれるエリアは、かつてはスペイン人とメスチーソ(スペインとの混血)のみが居住を許された城塞都市地区である。石畳の通りにはスペイン語名が使われ、その欧風な建築物やスペインから運ばれた多くの宗教美術をここでは見ることができる。インストラムロスの街には観光客用の馬車も多くあり、街中を進んでいると人懐っこい笑顔のフィリピン人が気さくに手を振ってくれる。またこの街は数多くの大学があり、マニラの学生たちの日常を垣間見ることができるのも楽しい。


サン・アグネスチン教会 サン・アグネスチン教会

サン・アグネスチン教会

 

1993年にフィリピンで初めて世界遺産に登録されたバロック様式教会群の一つ。イントラムロス地区で唯一戦火を逃れた貴重な建築物であり、教会内は荘厳で厳格な空気感に包まれている。見渡すと天井や壁面には見事な彫刻が施されているように思ったのだが、実はだまし絵と聞く。その絵画の技術にも驚く。


馬車 馬車
カーサ・マニラ博物館 カーサ・マニラ博物館

カーサ・マニラ博物館

 

サン・アグネスチン教会の目の前には、スペイン統治時代の上流階級の生活が垣間見られる博物館。当時の贅を尽くした暮らしには、もう一つのフィリピンの顔がある。敷地内には中庭があり、カフェやレストランも併設されている。

マニラ大聖堂

 

サン・アグネスチン教会から10分ほど歩くと、マニラのカトリック大司教の本拠地となる「マニラ大聖堂」がある。ドーム屋根や尖塔などのロマネスク風建築や4500本のパイプを持つオルガンは見事。フィリピン人の多くがキリスト教信者であることから、多くのフィリピン人が礼拝に訪れている。

発展過渡期にあるマニラは想像以上に躍動感とパワーがみなぎっている。街の中にただ身を置くだけで、不思議とエネルギーがチャージされていくような感覚に包まれる。陽気で人懐っこい人々の生活の様子、伸びゆくマニラの街を自身の目で見て、それらを感じ取って欲しい。ただし治安が良いところばかりではないので、十分配慮を忘れずに。


シェラトン・マニラホテル

80 Andrews Avenue, NCR – Fourth District, Barangay 183
Pasay City , 1309 フィリピン

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