正午を少し回った名古屋。
駅に降り立った瞬間、日常から旅へと時計の針が切り替わる。
今回の旅の拠点は、2026年7月31日に誕生した「コンラッド名古屋」。そして、旅のもうひとつのパートナーが「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・カード」、通称ヒルトン アメックスだ。カード会員になると付与されるヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスの特典である朝食無料や客室アップグレードなどに加え、旅先での食事やショッピングなど、日々のカード利用でもポイントが貯まる。今回は、そんなカードのメリットを実際の旅の中で体感するプレスツアーに参加した。
食べる。買う。泊まる。身体を休める。そして、その土地で受け継がれてきたものに触れる。いつも通り旅を楽しんでいるうちに、一枚のカードがその時間を少し心地よくし、また次の旅へとつないでくれる。
そんな名古屋の2日間が始まった。
DAY1
12:00|旅の始まりは、名古屋のひつまぶしから
名古屋での最初の一食は、ひつまぶしにした。香ばしく焼き上げられた鰻を、まずはそのまま。次は薬味を添え、最後にはだしを注いでいただく。ひとつの料理が、食べ進めるほどに違う表情を見せてくれる。
新幹線に乗っているあいだは、まだ旅と日常の境目が曖昧だったのに、土地の味を口にすると、ようやく「名古屋に来た」と身体が理解するようだった。
食事を終えたら、支払いはヒルトン アメックスで。
ホテルのカードという印象が強いけれど、もちろん日々の買い物や旅先での食事にも使える。支払うたびにポイントが貯まり、そのポイントがいつかまた次の旅につながっていく。
明治32年創業の「宮鍵」のひつまぶし。
CHECK|ヒルトン アメックスで広がる旅の楽しみ
◎ ヒルトン・オナーズのゴールドステータスの特典が利用できる。
(朝食2名分無料、空き状況によって客室をアップグレードなど)
◎ 国内外のヒルトングループのホテルやリゾートに週末無料で宿泊
(前年150万円以上のご利用と継続の場合)
◎ 2026年12月末まで限定で、アジア太平洋地域でヒルトンが運営する対象レストランの飲食代から25%オフ
◎ 日々のカード利用でポイントが貯まる
◎ アメックスのタッチ決済で利用できる公共交通機関が拡大
※各特典には適用条件があります。詳細・最新情報は公式サイトをご確認ください。
ちなみに名古屋には、長年この街で親しまれてきた「ヒルトン名古屋」もある。
コンラッド名古屋での宿泊だけでなく、ヒルトン アメックスで得られるゴールドステータスを生かして、対象となるヒルトンが運営するレストランで会員特典を楽しめるのも魅力。旅程に余裕があれば、ヒルトン名古屋へアフタヌーンティーを楽しみに出かけるのもいい。
ひとつのホテルに泊まり、もうひとつのホテルでは食を楽しむ。そんな過ごし方をすると、ホテルとの付き合い方そのものが少し広がっていく。
ヒルトン名古屋のオールデイダイニング「インプレイス3-3」。
ビュッフェでは「名古屋めし」の数々も並んでいる。
14:00|ノリタケで、自分だけの器を描く
午後、向かったのは「ノリタケの森」。
ここはノリタケ発祥の地であり、住所は則武(のりたけ)新町である。
広い敷地内にはクラフトセンター・ミュージアム、ショップ、ギャラリーのほか、レストランやカフェもあり、名古屋が育んできたものづくりに触れることができる。
ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド」では、ホテルの中だけで旅を完結させず、その土地をより深く知るための「Conrad 1/3/5」という体験プログラムを提案している。コンラッド名古屋では、3時間の体験としてノリタケの森を訪れ、ミュージアムツアーや絵付けを楽しむプログラムを用意。今回は時間の関係から、その魅力を凝縮した短時間の体験をさせてもらった。
クラフトセンターでは、ボーンチャイナの生地の製造から絵付けまでを間近に見ることができる。上階のミュージアムには、明治から昭和初期に製造された「オールドノリタケ」が並び、時代とともに変化してきたデザインをたどることもできる。
ノリタケの森は公園のような空間。
ミュージアムに並ぶ歴代のノリタケの皿。
そして、いよいよ絵付け体験。
「さて、何を描こう」。
白い器を前にして、まず手が止まった。紙ならば、思いつくまま筆を走らせればいい。けれど、器には曲面がある。筆先を置いた瞬間から、思い通りにはいかない。頭の中には完成図があるのに、筆はなかなかそこへ向かってくれない。
「こんなはずでは……」。
一本の線を描くことさえ、思いのほか難しい。
自分でやってみたからこそ、職人たちの仕事の凄さが急に現実味を持って迫ってくる。
ノリタケでは、「マスターペインター」と呼ばれる熟練の職人が、焼成によって絵具の色が変化することまで計算しながら平筆を自在に操り、繊細な絵柄を描き上げている。完成品だけを見ていると、その仕事はあまりにも自然で、美しい。
けれど、自分の筆が思うように動かない経験をすると、その自然さこそが長い鍛錬の証なのだとわかる。
絵付けを終えた器は、このあと焼き付けられ、後日自宅へ届けられるという。
マスターペインターが描く様子を見ることができる。
予約不要で、絵付け体験ができる。
長い歴史に培われた技と美意識を、現代の感性へ。ショップには、ノリタケの新たな挑戦を感じさせる世界的なデザイナーとのコラボレーション商品も並ぶ。
※2026年9月時点の展示。展示内容は時期によって異なります。
16:00|名古屋の新しいランドマーク、「コンラッド名古屋」へ
ノリタケの森をあとにして、今回の旅の拠点へ。
ヒルトンが展開するラグジュアリーブランドのひとつ「コンラッド」。その新たなホテルとして誕生した「コンラッド名古屋」は、地下鉄・栄駅に直結するシンボルタワー「ザ・ランドマーク名古屋栄」の上層階に位置する。
全170室を擁し、客室はいずれも50平方メートル以上。都市の中心にありながら、ゆったりとした時間を過ごせるのが魅力だ。館内に足を踏み入れると、華やかさとモダンさが溶け合った、新しいラグジュアリーを予感させる。
けれど、印象に残るのはそれだけではない。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という戦国三英傑の家紋やエピソードから着想を得たアート。そして客室やスイートに取り入れられた、名古屋を代表する伝統工芸「有松絞り」。
土地の文化をそのまま飾るのではなく、現代のラグジュアリーへと再編集する。その土地らしさを声高に語らない、さりげなさが心地いい。
コンラッド名古屋の1階エントランス。
夕景を望む、エグゼクティブラウンジのテラス。
キングデラックスルーム
コンラッドスイートのバスルーム。
チェックインでは、ヒルトン アメックスによって付与されるヒルトン・オナーズのゴールドステータスも、旅の楽しみをひとつ増やしてくれる。対象ホテルでは2名分の朝食無料特典があり、当日の空き状況によっては客室のアップグレードも。
「今日はどんな部屋になるだろう」。
そんな小さな期待も、ホテルに到着した瞬間から始まる旅の一部だ。
※米国外の対象ホテルでは朝食が提供され、米国内の対象ホテルでは朝食に代わり飲食クレジットが付与されます。朝食代の全額がカバーされない場合があります。特典内容はホテル、ブランド、地域によって異なります。
17:00|コンラッド・スパで、予定を入れない時間を楽しむ
部屋に荷物を置いたら、コンラッド・スパへ。
旅では、空白をつくることが案外難しい。せっかく来たのだから、もう一カ所。せっかくなら、もうひとつ。そうして予定はどんどん増えていく。けれど、いいホテルに泊まる日には、“何もしない時間”も旅程のひとつにしてしまいたい。
コンラッド・スパでは、八丁味噌や西尾抹茶といった愛知を象徴する素材をトリートメントに取り入れるなど、土地の文化をウェルネスという新しい角度から体験できる試みも行われている。
緩やかな灯りと心地よい香り。熟練した手技が、ゆっくりと身体を解きほぐしていく。街へ出て何かを見ることだけが旅ではない。ホテルで自分を休ませる、そんな余白も、このホテルを選んだからこそ味わえる時間だ。
ペアで施術を受けられるトリートメントルーム。
19:30|40階「蒼焔」で、名古屋の夜に心酔する
夜は40階へ。
コンラッド名古屋40階には、日本料理/鉄板懐石「蒼焔(そうえん)」と、日本料理/鮨懐石「蒼流(そうりゅう)」がある。この夜は「蒼焔」で、鉄板懐石をいただいた。
季節の食材を生かして仕立てられた料理は、どれも美しく、そして味わい深い。目の前の鉄板で食材に火が入る。音が変わり、香りが立ち、料理人の手によって一皿が完成していく。料理は、皿に盛られた瞬間だけが料理なのではない。
そこへ至る時間や手仕事まで含めて味わうことができる。それが鉄板焼きの面白さなのだろう。さらに懐石だからこそ、一皿ごとに異なる驚きがあり、次の料理を待つ時間まで楽しい。
窓の向こうには、夜の名古屋が光をまとっている。グラスを傾け、美しい料理を一皿ずつ味わう。料理と酒と夜景が重なっていくうち、名古屋の夜に少しずつ心酔していくようだった。
天空のダイニング「蒼焔」。
八寸。
活オマール海老 マンゴーサルサ 山利味噌ビスクソース。
みかわ牛。
22:00|夜の続きは、空へ開かれた「ハウス・オブ・モン」へ
夕食を終えても、まだ部屋には戻りたくない。
向かったのは、同じ40階にあるルーフトップバー「ハウス・オブ・モン」。17時から24時まで営業し、空へと開かれたテラスを備える。
外へ出て夜風に触れた瞬間、「蒼焔」での静かな食事の時間から、まるで小説のページをめくるように場面が変わる。眼下には名古屋の街の灯り。
高層階からは名古屋城や中部電力 MIRAI TOWERを望む景色も広がり、昼間に歩いた街が、夜にはまったく別の場所に見える。
食事の余韻をそのままに、グラスを傾ける。
レストランからバーへ。そして、そのまま客室へ。夜を途切れさせることなくホテルの中で過ごせる。
夕暮れから夜へ。40階からの景色も、刻々と表情を変えていく。
戦国三英傑を思わせる、遊び心のあるメニュー。
DAY 2|カードがくれる、“急がなくてもいい朝”
翌朝。
朝食は、ヒルトン・オナーズのゴールドステータスによる特典である、朝食2名分無料を利用して、ホテルでコーヒーを飲み、ゆっくり食事をしながら、その日の予定を考える。
「急がなくてもいい朝」。
それもまた、旅先で実感するカードを保有するメリットなのだと思う。
10:00|有松へ。自分の手で「絞る」楽しさを知る
朝食を終えたら、有松へ向かう。
目的地は「SUZUSAN Lab」。
コンラッド名古屋の体験プログラム「Conrad 1/3/5」では、5時間の体験として有松を訪れ、街の歴史や職人の技に触れながら、シルクを使った作品づくりまで体験できる。
美しい町並みが残る有松。SUZUSANの有松絞り体験施設を訪ねる。
有松・鳴海絞りには400年以上の歴史がある。
江戸時代初期、農業には適さなかった土地で新たな生業を模索していた人々が、名古屋城築城に携わった九州の人々の衣服に施されていた絞り染めに着目。東海道を往来する旅人への土産物として手ぬぐいや反物を販売したことから発展した。
有松絞りの基本は「縫う」「くくる」「たたむ」。
そこから数多くの技法が生まれ、細かく分類すれば500を超えるともいわれる。
今回体験したのは、「たたむ」と「くくる」の技法を使った手拭い染め。
布を折り、くくる。
どんな模様になるのかを想像しながら手を動かすのだけれど、完成するまで正解は見えない。染め上がった布を広げた瞬間、歓声が上がる。
「次はどうしよう」「今度は何を作ろう」。
一度体験すると、もう次の作品のことを考え始めている。
SUZUSAN Labを訪れると、伝統とは、ただ昔の姿を保存することではないのだと気づく。受け継いできた技を、いまの暮らしやデザインへどうつないでいくのか。
市内中心部から少し足を延ばし、土地に宿る文化や歴史、その先にいる作り手に触れることで、旅はもう一段深くなっていく。
指導を受けながら仕上げた、有松絞りの手拭い。
SUZUSANのショップには、伝統の技を現代へとつなぐ美しいアイテムが並ぶ。
色とりどりのクッションが部屋に彩を与える。
旅を楽しんでいたら、次の旅につながっていく
旅を振り返れば、その傍らにはいつもヒルトン アメックスがあった。
旅先での食事や買い物でポイントを貯め、コンラッド名古屋ではヒルトン・オナーズのゴールドステータスによる朝食無料や、空き状況に応じた客室アップグレード特典の楽しみがある。名古屋にはヒルトン名古屋というもうひとつの選択肢もあり、対象レストランで食事やアフタヌーンティーを楽しむなど、旅の幅はさらに広がっていく。
カードを使うために旅をするのではない。けれど、旅を存分に楽しむなかで特典を生かし、支払いではまたポイントを貯める。その積み重ねが、次の旅を少し身近にしてくれる。日常と旅を自然につなぐこと。それが、ヒルトン アメックスを持つ楽しさなのだと感じた。
次はどこへ行こう。そう考えた瞬間、もう新しい旅は始まっている。
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