2026年3月27日〜29日に鈴鹿サーキットで開催された「2026年F1日本グランプリ」に先立ち、3月25日、名古屋の「エスパシオ ナゴヤキャッスル」にて、エスパシオとスクーデリア・フェラーリHPの特別イベント「「SCUDERIA FERRARI NIGHTOUT 2026 @NAGOYA」が開催された。
本イベントには、チーム代表のフレデリック・バスールとドライバーのシャルル・ルクレールが登場し、F1日本グランプリ開幕を目前に控えた貴重な機会として、多くのゲストが来場し、特別なひとときを共有した。
ラグジュアリー空間での特別な体験
会場となったエスパシオ ナゴヤキャッスルは、「世界へ誇るアートミュージアムホテルへ」をコンセプトに掲げ、名古屋城を眼前に臨むラグジュアリーホテル。ホテルの窓からは、金のシャチホコを頂く天守閣を眺めながらの圧倒的なディストネーションが、F1ジャパングランプリの特別感を盛り上げた。イベントは会場の中から突然現れるオペラ歌手の歌声からスタートし、一気に会場は歓声に沸いた。
実はこのイベントの企画をしたのは、Premium Japanで車の連載記事を綴ってくれていた九島辰也氏。司会はラジオ番組などを担当するAlan.J氏、さらにプレゼンターとして料理研究家でタレントでもあるイタリア人のベリッシモ・フランチェスコ氏などが登場。
左・ベリッシモ・フランチェスコ氏。右・九島辰也氏
司会を務めたAlan.J氏。
待ちに待ったトークショー フェラーリと日本文化、そして鈴鹿への想いを語る
トークセッションには、スクーデリア・フェラーリHPのチーム代表フレデリック・バスール氏と、ドライバーのシャルル・ルクレール氏が登壇。会場では二人を写真におさめようと、多くの人たちが二人を囲んだ。まず語ったのはエスパシオ ナゴヤキャッスルの印象についてだ。
ルクレールは、「モダンなデザインと日本の歴史や芸術が融合していて、とても特別なホテルだ」とコメント。さらに「細部にまでこだわりが感じられ、滞在するうえで非常に心地よい」と、その空間を高く評価した。
また、日本文化との共通点についてバスールは、「フェラーリはイタリアの歴史を背負いながらも常に未来を見据えている。エスパシオも同じように、伝統と革新が共存している」と語り、両者の価値観の親和性に触れた。
左・スクーデリア・フェラーリHPドライバーのシャルル・ルクレール氏。右・チーム代表フレデリック・バスール氏。
話題が鈴鹿サーキットで開催される「2026年F1日本グランプリ」に移ると、ルクレールは次のように語る。
「鈴鹿はシーズンの中でも特別なサーキットのひとつ。特に最初のS字セクションは象徴的で、とてもチャレンジングだ」
さらに日本のファンについても、「日本のファンはとてもクリエイティブで温かい。どの国でも素晴らしい応援を受けるけれど、日本は特別な存在だ」と、その印象を語った。
モナコ・モンテカルロ出身の28歳。
一方、バスールは今シーズンについて、「大きなレギュレーション変更の中で、我々は良いステップを踏めている。まだ改善の余地はあるが、さらにスピードを引き出していきたい」とコメント。鈴鹿での戦いに向けては、「簡単なレースにはならないが、勝利のために全力を尽くす」と力強く意気込みを語った。
トークショー後にはフォトセッション、フェラーリグッズの抽選会が行われ、来場者にとってはフェラーリのキーパーソンと間近で接する貴重な機会となった。
限られた時間の中で構成された本イベントは、日本開催という特別な機会に、F1の熱気とラグジュアリー体験が融合した、まさに“開幕前夜の特別な一夜”となった。
最後に結果を報告しておこう。
2026年3月29日(日)に開催された、F1第3戦日本GPの決勝では、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が優勝した。2位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)は3位となった。
Text by Yuko Taniguchi
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