街づくりとして初! 銀座の歩行者天国がグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞

2017.10.16

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銀座のシンボル的な存在であり、1970年(昭和45年)より50年近く実施されている、中央通り(銀座地区)歩行者天国が、公益財団法人日本デザイン振興会主催「2017年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」(http://www.g-mark.org/)を受賞しました。暮らしや社会の礎として社会に支持され続け、今後も生活を豊かにし続けるデザインを顕彰するものです。

今回、歩行者天国が「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞するにあたって、「モノではなくコトをロングライフに選定するには、慎重な議論があった。」とのこと。「しかし、普段は車両が占有する場所を人々が歩き憩う場所にという価値転換をこれほど鮮やかにそして暮らしの中に浸透させた希有な事例はないであろうという議論を経て賞となった。混乱なく時間通り正確に運用されているが、警察や関係者のご努力はもちろんのこと、協力する日本人一人一人のメンタリティーやマナーによるところも大きいのではないか。」という点が評価されて、今回商品・デザインではなく、街づくりの取り組として初めての受賞となりました。(グッドデザイン賞公式サイトより抜粋)

1970年(昭和45年)8月2日日曜日に“中央通り(銀座地区)歩行者天国”はスタートしました。 開始当初は、日曜日のみの実施でしたが、時代の遷り変わりとともに週休二日制が定着し、これに伴い、土曜日および休日へと実施を拡大し、実施時間も正午開始へと少しずつ繰り上げ、拡張していきました。歩行者天国の運営は、築地警察署が信号調整や実施時の安全面に気を配り、銀座通連合会が車両通行止めのバリケードの設置や来街者の憩いのためのパラソルやベンチの設置、見回り活動を行うなど、業務分担を徹底しながら官民一体となって行っています。 “歩行者天国”は現在、新宿、秋葉原でも実施されていますが、土・日曜、休日ともに実施しているのは中央通り(銀座地区)だけです。

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銀座のシンボル的な存在であり、銀座にとってもそこを訪れる人にとってもなくてはならない存在になった“中央通り(銀座地区)歩行者天国”。近年、世界的にも中心市街地を歩行者優先とし、公共空間として活用する動きが高まっていますが、“中央通り(銀座地区)歩行者天国”はまさにその先駆けと言えるのではないでしょうか。

地域と行政との協力により街の魅力を保ち続け、日本を代表する都市として常に注目を集める銀座。「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」の受賞でますます注目を集める銀座の魅力を体験しに、今度の週末は銀ブラしてみてはいかがでしょうか。

 

実施場所:銀座通り口交差点から銀座8丁目交差点まで、約1.100メートル
実施日時:毎週土・日曜、休日の正午から午後6時(10⽉〜3⽉は午後5時まで)
※荒天日を除く    

<<一般社団法人銀座通連合会とは>>
1919年(大正8年)創立。
銀座・中央通り1丁目から8丁目および晴海通り数寄屋橋から三原橋までの沿道の店舗、事業所、事務所の代表者262名による商店街組織。
現理事長、谷澤信一氏。

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