エルメスともコラボする伝統の扇子「坂田文助商店」

2016.02.14

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創業200年を越える老舗の扇子専門店

坂田文助商店は、1808年(文化5年)に扇子の輸出入商として創業しました。1925年にはパリ万博にも出品した伝統ある扇子の専門店です。伝統的な扇子のコレクションをベースにした、独自の扇子作りで人気があります。

国内外で活躍する茶人の木村宗慎さんもこの店の扇子がお気に入りだそうで、「女性好みの繊細で艶やかな風合いもありながら、キリリと引き締まったモダンさが魅力。選択肢の多さも嬉しいですね」と語っています。

基本的には京都の五条通と柳馬場通の角にある店舗と百貨店の和装小物売り場などでの店頭販売が中心となりますが、一部の商品のみオンラインストアでの購入も可能です。

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2015年にはエルメスとのコラボも

伝統工芸品を扱う老舗でありながら、常にあらたな挑戦を続けている坂田文助商店は、竹と紙や布だけでなく皮革や漆塗りや黒檀など様々な素材を組み合わせ、洋装にもフィットする扇子も提案しています。

海外文化を取り入れることにも積極的で、2015年10月にエルメスが京都で行った「プティアッシュ」では、エルメスとのコラボレーション作品を制作。親骨をレザーでくるむことで豊かなカラーバリエーションを実現し、大きな話題を集めました。

そのほか、黒檀とイタリアンベビーカーフを組み合わせた、男性が身に着けやすいデザインの扇子も多数取り揃えられています。付属品のほかに別売で革製の扇袋もあるので、装いや気分に合わせて自由に選択することも可能です。

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女性当主を支える伝統工芸士の職人

坂田文助商店の当主を務める横山夫紀子さんは、実は異色の経歴の持ち主でもあります。同店を継がれる前は、東京の青山で「百味存」という和食料理屋を経営され、料理本も出版。当主となってからも、しばらくは扇子店の一角で「京都百味存」というランチのみ営業の飲食店を開いていました。

そんな女性当主の右腕ともいえるのが、日本の伝統工芸士に認定されている織田好也さんです。扇骨職人としての織田さんの確かな技術に支えられ、老舗の坂田文助商店はさらなる発展を遂げているのです。

 

京扇子「フランス色扇子 フルール」(中骨本漆塗)
6万円(税込)など各種あり

■お問い合わせ
坂田文助商店
電話:075-351-7689 
http://sakatabunsuke.strikingly.com/

©坂田文助商店

 

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