カルチャー

ブリキ屋さんの手作り銅工芸品「ブリキや彰三」

2016.03.30

1_やかん制作中
注ぎ口も一体整形できる職人技

「ブリキや彰三」の佐藤彰三さんは、建築板金業のかたわらで鍛金工房を営んで銅工芸品を制作しています。1枚の銅板に当て金と呼ばれる金属の型をあてながら金槌で叩いて形を整えていく根気のいる作業で、1つの作品を作りあげるまでには何万回も必要です。

通常は本体と注ぎ口を溶接するやかんや急須を、こちらでは1枚の銅板から叩き出しでつくります。注ぎ口まで1枚の銅板からつくる「ブリキや彰三」のやかんや急須は、本体から注ぎ口にいたる曲線がなめらかで美しいシルエットをつくります。

継ぎ目がないため丈夫で、薪ストーブの上で空焚きしても壊れることがありません。また銅には大腸菌や黄色ブドウ球菌、0-157などの抗菌効果があるそうです。

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