5,000円以上の「ふるさと納税」で佐賀県の美しい伝統工芸を支援

2017.11.10

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『ピースクラフツSAGA』 ふるさと納税2017返礼品の数々

佐賀には伊万里・有田焼や唐津焼といった陶磁器をはじめ、豊かな自然と長い歴史に育まれた様々な伝統工芸品がありますが、ライフスタイルの変化やニーズの多様化に伴っていずれも売り上げは年々減少しています。職人の高齢化や後継者不足といった課題も重なり、長らく苦境に立たされています。こうした中、2016年に開始した支援事業が『ピースクラフツSAGA』です。「工芸最先端宣言!」を掲げ、伝統技術や様式を基盤にしながらも、新たな素材や技法、デザインなどに挑戦する伝統工芸の担い手を応援しています。

『ピースクラフツSAGA』では、〈ファインクラフト〉(*1)という国際的な新潮流にいち早く着目し、伝統工芸の潜在価値を掘り起こすとともに、5,000円の「ふるさと納税」から参加できる工芸事業者の支援活動=〈市民パトロン〉運動を推進しています。寄付の返礼品として佐賀の伝統工芸品を選んでもらうことで、寄付者〈市民パトロン〉にその良さ・価値を再発見してもらい、活動を継続的に支援してもらうのが目的です。

2年目を迎えた『ピースクラフツSAGA』では、〈市民パトロン〉への「ふるさと納税2017」の返礼品を大幅に拡充。佐賀錦や肥前びーどろ、名尾手漉和紙、弓野人形、諸富家具・建具、鍋島緞通といった従来の返礼品に、新たに伊万里・有田焼、唐津焼、金工作品などが加わった256アイテムが揃います。なかでも注目の返礼品をご紹介します。

 

伊万里焼 『万華鏡三角香水瓶』/生産者 畑萬陶苑
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伊万里焼『万華鏡三角香水瓶』

自分の好みで調合した香水を詰めるための香水瓶は、欧州で人気の高いコレクションアイテム。磁器製ですが、精巧なネジ式の蓋により密閉性が高く、香水が揮発するのを防ぎます。万華鏡に映る幾何学模様が淡く描かれた三角瓶です。

▷寄付額 500,000円以上

< 畑萬陶苑>
1926年に創業した畑萬陶苑は、代々、独自性の高い商品開発や技術革新に邁進してきました。かつて伊万里の地が鍋島藩窯だった歴史を背負い、鍋島様式の継承と新たなる創造にも努めています。

 

有田焼 『銀彩鳥小花小蓋碗』/生産者 たなかふみえ
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有田焼『銀彩鳥小花小蓋碗』

いま人気急上昇中の絵付作家、たなかふみえ氏の作品。古典に基づいた動植物や吉祥文様を、染付と赤絵を組み合わせた「染錦」で描くのが彼女の作風です。写真は燕と小花を染付して銀彩を散りばめた、繊細でかわいらしい蓋付碗。

▷寄付額 30,000円以上

 < たなかふみえ>
1999年に母の故郷である佐賀県有田町に移住。佐賀県立有田窯業大学校で絵付を学び、窯元に就職。仕事のかたわら、オリジナル作品をつくり始めたのを機に独立。現代の暮らしの空気を取り入れた作品づくりに勤しむ。

 

佐賀錦 『クラッチバッグ市松』/生産者 佐賀錦振興協議会
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佐賀錦『クラッチバッグ市松』

両面に佐賀錦を張り込んだ二つ折りのクラッチバッグ。佐賀錦は金箔や銀箔を貼った和紙を裁断して経糸に、染色した絹糸を緯糸にして織り上げた錦織物を言います。光が当たると銀糸がきらめき、より高級感を感じられます。

▷寄付額 500,000円以上

<  佐賀錦振興協議会>
佐賀錦は、江戸後期に鹿島藩鍋島家で発展した織物。1910年に日英大博覧会が開催された際、大隈重信により佐賀錦と名づけられました。1993年には佐賀県指定伝統的地場産品に指定され、同年に佐賀錦振興協議会が設立されました。

 

肥前びーどろ 『玉手箱「冬の海 白金」』/生産者 副島硝子工業
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肥前びーどろ『玉手箱「冬の海 白金」』

肥前びーどろの伝統技法である宙吹きで製作したジュエリーボックス。ガラスが3層重ねられ、奥行きのある色ガラスが表現されています。封じ込められたプラチナ箔が幻想的な模様として浮かび上がり、まるで冬の海の氷雪のよう。

▷寄付額 1,500,000円以上

 < 副島硝子工業>
肥前びーどろの起源は、江戸末期に佐賀藩が設立した精錬方(理化学研究工場)にさかのぼります。その技術を受け継ぎ、1903年に副島硝子工業が創業。ガラスの竿2本を使う伝統的な宙吹き技法「ジャッパン吹き」を今に伝えています。

 

是非、佐賀の〈市民パトロン〉になってみませんか?

 

 『ピースクラフツSAGA』 ふるさと納税申し込み https://www.furusato-tax.jp/gcf/133
『ピースクラフツSAGA』 ホームページ http://peace-crafts.org/
※ふるさと納税は、自分の生まれ故郷に関係なく、全国の好きな自治体に寄付できます。

 

*1  伝統工芸の新潮流〈ファインクラフト〉とは

〈ファインクラフト〉とは、優れた技術力や高い創造性、芸術性によって生み出される最高級工芸品のことです。工芸品を単なる手作り品や消耗品としてではなく、絵画や彫刻などの「ファインアート」と同格の「ファインクラフト」として評価する、フランス・パリ発の新潮流です。「ファインクラフト運動」を推進するフランス工芸作家組合(Ateliers d’Art de France)が中心となって、世界中の〈ファインクラフト〉を一堂に集めた国際見本市「レベラション」を2013年から隔年開催しています。『ピースクラフツSAGA』は、佐賀県の工芸事業者と作家7組とともに、2017年5月に開催された「レベラション2017」に出展。数多くのデザイナーやバイヤーの注目を集め、〈ファインクラフト〉として高い評価を獲得。「レベラション2017」に出展した工芸品も、「ふるさと納税」の返礼品にラインナップしています。