フレンチと日本酒のペアリングコースをティルプスで :「メイドインジャパン見つけた」 vol.29 渡辺ゆり子

2016.08.21

フレンチと日本酒のペアリングコースをティルプスで

白金台のTIRPSEティルプスは、ERPRITエスプリを逆さにした言葉。

世界中の郷土料理をティルプスとしての新たな価値観を加えて創出していくというイノベーテイブなレストラン。7月からは、新しいシェフ、フランスのミシュラン2つ星アクラム出身の川崎康志氏を迎えて始まった新しい試みのコース。8月31日までは日本酒とのSAKEペアリングです。

すべてワイングラスでいただきます。(この期間はワインは出されないので、要注意してくださいね。)

コース名は、HYACINTH DINNER (ヒヤシンス)ヒヤシンスの花言葉は勝負だそう、意気込みが感じられます。

ティルプスがあるのは、白金台のプラチナ通りから1本奥へ入った小道。ドアを開けると大きな狼のオブジェがワイルドに迎えてくれます。フレンチには珍しく、軽快な音楽が流れる中、コースはデザートを入れた9品。

最初の日本ビール、そして日本酒が7種のペアリングです。

rd850_DSC02272
まずは、最初の飲み物として出されたのがビールWhite Ale です。和歌山の平和酒造その名にちなんだ平和のシンボル鳩のラベルが印象的なボトル。
綺麗なブルーが夏らしい。

rd850_DSC02273rd850_DSC02274rd850_DSC02275
アミューズ色々。見た目は、小さくて可愛いのに、内容しっかりのアミューズ達。

小さな木株に乗って出て来た一品目は、ポレンタの上にトウモロコシのフリット、トウモロコシの髭。
塩ケーキの上に西瓜とジェリーとラズベリー、フロマージュブランにドライにした枝豆の皮とキャビアを乗せたもの。

有田焼の高さのある個性的なお皿に載っています。

そして、インパクトのある鬼サザエ、木のスプーンの上には、ワイルドライスとマコモ茸の種をあげたもの。

rd850_DSC02277rd850_DSC02278
塩漬け鮎です。頭はカリッと揚げて、胡瓜の花と共に添えられています。鮎の内蔵ペースト、胡瓜のピュレ、キーウィフルーツ、スプラウトなど、和食とは違う様々な素材との組み合わせを楽しみます。

お酒は仙禽ナチュール2016ヌーボー。栃木の江戸時代に創業した仙禽。酵母を添加しない生と仕込みの日本酒。瑞々しい香りです。
イラストはこのお酒のファンであるイギリスの人気アーテイスト、マッケンジー・ソープ氏によるもの。ラベル欲しくなりますね。

《次ページへ》

Area