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能登輪島物語協議会の「能登輪島物語」:「お米が主役」 vol.45 柏木智帆

2016.09.13

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能登輪島の自然の恵みを受けた「コシヒカリ」「能登ひかり」

「そうじ寺米」「ゆきわり草米」「間垣米」「三井の里米」「のと里山空港米」「なみの花米」「かなくらの里米」「ときくに米」「キリコ祭り米」

いずれも石川県輪島市の観光資源の名前がついたお米たち。品種そのものは、それぞれ「コシヒカリ」か「能登ひかり」です。

輪島市内の9軒の農家の田んぼの近くの自然や建物、行事の名前をつけたお米のパッケージには、その風景が描かれています。

それぞれのパッケージのイラストをよくよく見ると、ごはんを片手に歩いている人の姿。どうやら、この9種類のお米を食べながら、輪島市内を回っている旅人のよう。お米を食べて行くと、輪島の観光地を巡ることができる趣向となっています。

それぞれの土地に根付く歴史や風景や生活に触れながら食べるお米。「能登輪島米物語」と名付けられている通り、まさに物語とともにあるお米です。

コシヒカリに似た名前の「能登ひかり」は、約30年前に石川県で開発・育成されました。「能登輪島物語協議会」事務局の山本亮さんによると、コシヒカリよりもあっさりで、おかずの味を引き立たせるお米。冷めたときの甘みとツヤの良さ、大きめの粒などが特徴で、おむすびにも合うそう。

炊きあがりも惚れ惚れするようなツヤ感があり、程よい固さで食べ応えのあるお米です。

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飯椀片手に出掛けたくなる おかずで旅する輪島のお米

「お米を通して輪島を盛り上げたい」。そうした思いを抱いた輪島市内9軒のお米農家が手を携えて2014年に始まったこのプロジェクト。

輪島の観光資源やおいしい食材を生かして、「おかずで旅する輪島のお米」をコンセプトに展開しています。

パッケージには、「サバのぬか漬け」や「キノコの塩漬け」「岩のり佃煮」「季節のなめみそ」など、能登輪島のおいしそうなごはんのおともも描かれています。

「お米を売りながら地域を売っていこうという狙いです」と山本さん。その言葉通り、パッケージのイラストを見ていると、このお米を輪島の水で炊きあげて、輪島風景の中で、輪島のおかずと食べたいという衝動にかられてくるから不思議。今すぐにでも、飯椀を片手に能登輪島へ出かけたくなります。

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