表参道で静かに愛でる庭と茶酒 金田中 「銀杏葉の盆」:「メイドインジャパン見つけた」 vol.35 渡辺ゆり子

2016.10.02

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場所は表参道ハナヱ モリビルの跡地にできたオーク表参道2階。

いつも賑わう表参道。でもオーク表参道ビルに入っていくと今迄の喧噪がどこだったのかと思う錯覚を覚えるような空間になります。“ ビルの1階に現代美術作家 杉本博司氏による古代神殿をイメージした巨石群に囲まれた奥行きのある空間“究竟頂”(くっきょうちょう)。 その天井から吊るされた数理模型Marhematical Model013。この2階にあるのが老舗料亭 新橋 金田中が運営する“茶酒 金田中”です。(写真右の窓)

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2階にあがると現れる苔庭。京都?いいえ、表参道です。茶酒のインテリアは同じく 杉本博司によるもの、建物とテナントの設計が同じだからこそ出来る連続性があります。
なんと、 鉄平石を積んだ苔庭は、杉本氏が自ら石を運び、配置したそうです。

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店内は白を基調にしたスタイリッシュな内装。インパクトのある10mのカウンター席が二列あります。お天気のいい日は、このガラス窓が全開になって、開放感も抜群。茶を洒脱に楽しむ、ということからついた店名、“さーしゃ”と呼ぶそうです。
カフェでもなくレストランでもなく庭を愛でながら静かに時間を過ごす事の贅沢さをわかる大人の凛とした空間です。

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ひな壇上のテーブル席からは、こんな感じでお庭が見えます。 一人でゆっくりとシャンパーニュを傾けながらランチを楽しむのも素敵な時間。

 

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