国産ウイスキーブームに火がついた!? 1本1400万円超のものも

2015.11.09
rd800_image

「地ウイスキー」ブーム、ますます加熱

日本の小さな蒸留所から生まれたクラフトウイスキーが、世界の檜舞台で大きな賞を受賞し、「地方のショットバーでしか飲めない日本の地ウイスキー」が、今や世界のウイスキー業界でトレンドとなっています。

ウイスキーの世界市場は、全体的には低迷気味だということですが、希少性の高い年代物や「地ウイスキー」のブームはますます加熱し、需要も高まる一方のようです。

 

ボナムズのオークションで最高額の落札

たとえば2015年8月28日に香港で開催されたBonhams(ボナムズ)のオークションでは、「軽井沢」(1960年)が、国産シングルモルトウイスキーとしては過去最高額の91万8750香港ドル(約1436万円)で落札されました。

すでに閉鎖された軽井沢の蒸留所でたった41本だけ生産されたという希少性と、日本産ウイスキーが本場英国においても高い評価を得ていることが、中国や東南アジアの富裕層を中心に人気を呼んだようです。

 

小規模な蒸留所で生産される「地ウイスキー」

ボナムズによると、落札した東南アジアの個人バイヤーは、この日、日本産の「羽生イチロー」全カードシリーズ54本もロット買いをし、過去最高額となる379万7500香港ドル(約5935万円)で手に入れたとのこと。いずれも今はないメーカーですが、小規模な蒸留所で生産された「地ウイスキー」です。

現在日本のウイスキーの9割は、大手メーカーであるサントリーとニッカウヰスキーが占めており、商品の一部は欧米でプレミアムがつくほどの高い人気を誇っていますが、最近では、日本の各地で「地ウイスキー」を生産する小規模蒸留所が増えつつあり、こちらも人気です。

中でも兵庫県の「シングルモルトあかし」、埼玉県秩父蒸留所の「イチローズ・モルト」、鹿児島県の「マルスウイスキー」などが好まれていますが、まだまだ奥が深い世界、お気に入りの一本を見つけてみるのも良いかもしれません。

 

日本洋酒酒造組合
http://www.yoshu.or.jp/

Bonhams(ボナムズ)ホームページ
http://www.bonhams.com/auctions/22888/