「お米が主役」 vol.63

志村屋米穀店の「小田原御膳(ハート)」:お米キュレーター 柏木智帆

2017.01.31

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今年のバレンタインにはチョコよりもお米をプレゼントに

もうすぐバレンタインデー。プレゼントにはチョコレートが定番ですが、今年は変化球としてお米をプレゼントするのはいかがでしょうか。

5色のハートマークが愛らしいキューブ型のパッケージのお米は、バレンタインにぴったり。神奈川県小田原市産の「キヌヒカリ」という品種のお米をベースに、それぞれ黒米、緑米、赤米、はと麦、六穀(あわ、きび、押麦、アマランサス、赤米、黒米)を混ぜています。

rd1700(2)shimura20170131ハートマークの可愛らしさとは裏腹に「小田原御膳」という渋い商品名でこのお米を販売しているのは、小田原市にある「志村屋米穀店」。

「キヌヒカリは収穫適期が短く栽培が難しいため、別の品種に切り替えてしまう生産者もいます」と話すのは、店主の志村成則さん。でも、その味わいは「あっさりとして程よい粘りがある食べやすいお米」と太鼓判。

酒匂川の恵みによって育まれた小田原のお米を知ってもらい食べてもらおうと、JR小田原駅地下街の「HaRuNe小田原」内にあるライフスタイルストア「METRO MARUTA」とのコラボレーションによって、2014年11月、300グラム(2合)入りの小田原御膳として商品化。そして、2015年2月、バレンタインに合わせて、大きなハートを付けた小田原御膳として生まれました。

とは言え、5色のハートの中から何をどう選んでよいものか悩みます。そこで、五色の特徴を志村さんが丁寧に教えてくれました。

赤:「ほんのりと赤く華やかな炊きあがり。赤米は噛みごたえがあるので、つぶつぶ感を楽しみたい方におすすめ」
緑:「緑米は甘みがあって柔らかいので、男性やお年寄りにも好まれます」
青:「はと麦には、美肌に良いと言われ、食物繊維が豊富なので美容にも効果的です」
紫:「黒米には甘みと味わいがあり、はまる人は、はまります。酢飯に使うと華やかですよ」
黄:「初めてご購入いただく人におすすめ。ごはんとの六穀の割合が食べやく、カレーにも合います」

相手の好みやライフスタイルなどを考えながら選ぶ過程は楽しいもの。お歳暮や快気祝いなど、日頃の感謝を込めたギフトにも最適です。

 

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