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今さら聞けない! 改まった席でいただく会席料理のマナーとは

2017.04.22

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家庭で食べる食事なら多少はお行儀が悪くても許されますが、改まった席での食事はマナーを守っていただきたいですよね。中でも、品数が多い会席料理は「お作法が難しそう」「何がマナー違反か分かりづらい」といった声が上がっており、ハードルが高いと感じる人も多いよう。今回は日本人ならマスターしておきたい会席料理のマナーをおさらいしておきましょう。

上記イメージの画像出典:Norio NAKAYAMA / パレスホテル大宮 (from Flickr, CC BY 2.0)

じっくりと長い時間をかける

会席料理では、先付(さきづけ)から始まり、煮物、生もの、焼き物、揚げ物など多彩な調理法で作られたお料理が出されます。品数は全部で10品程度。デザートを除いて最後に出される「止め椀(みそ汁)」「ごはん」「香の物」までは、お酒を飲みながらゆっくりといただきます。お店にもよりますが、大体1時間半から2時間ぐらいかかることが多いみたい。

1皿に1種類のお料理が盛り付けられるとは限らず、1皿に数種類のお料理が盛り合わせられることもあります。和食の盛りつけでは左から右に向かって徐々にお料理の味が濃くなるので、迷ったら左から味わえばOK。一口で食べられる大きさのものはそのままで良いですが、大きめのものは箸で切ります。かじった食べさしをお皿に戻すのはマナー違反になるので要注意。

また、会席料理に必ず持参したいのが「懐紙」です。懐紙は口元の汚れを拭う時や、箸で切れないものを嚙み切る時に口元を隠す道具として大活躍。事前に準備しておきましょう。

「美しく」が基本

盛り付けてあるお料理は、見た目を崩さずにいただきます。茶碗蒸しをかき混ぜて食べたい具材を探したり、お刺し身の醤油皿にわさびを溶かして混ぜるのはNG。食事の途中でも美しい状態をキープするのが基本です。

難しいのが、焼き物でよく出される「尾頭付きの焼き魚」。中には、「食べ方が汚くなっちゃうんだよね…」「どうやったら綺麗に食べられるんだろう」と悩む人も。焼き魚は、懐紙で押さえて頭から尾にかけて身をつまんだ後、中骨を外して同じようにいただくのが正解。くれぐれも魚の上下をひっくり返さないようにしてくださいね。残った骨や皮はお皿の端にまとめるようにしましょう。

ご飯が出てきたらお酒は終了

「止め椀(みそ汁)」「ごはん」「香の物」が出てきたらお酒を飲むのは止め、冷める前にいただくようにします。お椀のふたは左手を添えて右手で回すように開け、裏側の雫をお椀に落としてから右側に置きます。ご飯のふたもおなじように開け、左隣へ。

まずはみそ汁の具を一口いただき、箸先を濡らしてご飯をつきにくくします。次にご飯、香の物と続け、あとは好きな順番で良いのですが、1つのものばかりを集中的に食べる「ばっかり食べ」はアウト。香の物をご飯にのせて食べるのも良くないとされています。また、ご飯をおかわりしたい時は、一口ほどお茶碗に残してから頼むようにしてくださいね。

会席料理のマナーには他にも「串に刺さったものはかぶりつくのではなく串から外す」「豆腐は崩れないようにそっと箸でつまむ」などがありますが、どれも美しく食べるためのもの。姿勢よくスマートに食事を楽しみたいものですね。

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